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ステーブルコイン発行のPaxos、NYDFSの調査対象に

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ヘッドライン

  • ニューヨーク州の金融サービス局がBSUDやUSDPなどのステーブルコインを提供するPaxosを捜査
  • UST崩壊を受け、より規律のあるシステムが求められるステーブルコイン
  • Paxosとは
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ニューヨーク州の金融サービス局がBSUDやUSDPなどのステーブルコインを提供するPaxosを捜査

コインデスクのレポートによるとニューヨーク州の金融サービス局(NYDFS)がBSUDやUSDPなどのステーブルコインを提供するPaxosを捜査していること明らかにした。パクソスの調査の全容については明らかにされて、NYDFSの側は、当局は進行中の調査についてはコメントできないと述べているそうだ。

UST崩壊を受け、より規律のあるシステムが求められるステーブルコイン

Paxosは、連邦銀行監督機関である米国通貨監督庁から銀行免許の取得申請の取り下げを求められるのではないかという噂で話題になっているが、この件についてPaxosはこの噂を否定している。

ニューヨーク州の規制当局による進行中の調査は、2021年にOCCから暫定的な銀行免許を取得した同社が、同業他社よりも厳しい監視下に置かれている可能性を示唆しているとレポートでは述べれらてる。NYDFSは昨年6月にTerraの崩壊を受け、ステーブルコインに関するガイダンスを発表しており、ステーブルコインの裏付け資産が完全に裏付けられ、定期的に証明されることを保証するよう発行者に指示している。

Paxosとは

Paxosは2019年9月にBinanceと提携を結んでおり、米ドル担保型のステーブルコインであるBUSDを発行しています。現在、時価総額は160億ドルを超えており、3番目に大きなステーブルコインである。

さらに2018年に発行されたPaxos$(USDP)の発行者としても知られている。CoinGeckoによると、時価総額約8,750億ドルの第6位のステーブルコインであり、金担保のイーサリアムトークンであるPAX Gold(PAXG)の創始者でもある。

またPaxosは、NYDFSが発行する暗号資産ライセンス、”BitLicenses”も保有していることで知られている。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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