国内暗号資産(仮想通貨)取引所BitTrade(ビットトレード)は14日、暗号資産コスモス(ATOM)を19日15時に上場すると発表した。国内取引所でのATOM上場は、GMOコイン、SBI VCトレードに続き3例目となる。
ビットトレードでは今回、ATOMの現物取引に対応する。販売所での購入・売却のほかに入出金も可能だが、取引所サービスは対象外となる。ユーザーは、ブラウザ版ビットトレードとアプリ版ビットトレードの両方でATOMを購入できる。今回のATOM上場により、ビットトレードが取り扱う暗号通貨は全31銘柄となる。
ATOMは、米ソフトウェア企業Tendermintが開発するブロックチェーンCosmos Hubのネイティブトークン。異なるブロックチェーン同士の相互運用やスケーラビリティ向上を目指し、独自のブロックチェーン開発キットCosmos SDKを提供している。同キットはオープンソースであり、分散型取引所dYdXなど多くのDeFi(分散型金融)プロトコルが活用している。
ATOMは現在、リップル裁判判決を受け高騰したリップルコイン(XRP)にともない、連れ高となっている。13日14時時点で8.97ドルだったが、翌14日14時には10.23ドルへ。24時間の上昇率は14.1%を記録した。本稿執筆時点で、急上昇の反動により10.09ドルで調整している。なお、ATOMは時価総額ランキング第26位。

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