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ETHの上海アップグレードに伴う初の公開引出しテストネットワークの稼働を発表

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ETHの上海アップグレードに伴う初の公開引出しテストネット、Zhejiangが本日より稼働

イーサリアム財団開発者のBarnabas Busa氏のTwitterの投稿によると本日、2月1日15:00(UTC)よりテストネットのZhejiangが稼働開始となる。これによりETH2.0のアップグレードなどによってステークされているイーサリアムの出金にが可能になるとされている。22年9月のマージアップグレードの以降、ユーザーはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)のネットワークにETHをステークすることができるようになったものの、資産はロックされたままであり、引き出すことができない状態であった。テストネットが2月7日にアップグレードされるまで、ユーザーはすぐにシミュレートされた引き出しを行うことはできないものの、現状では、ユーザーはETHをテストネットのバリデータに入金し、翌週に引き出すことができるようになるとされている。Zhejiangが稼働した6日後、上海とカペラのテストネットもエポック1350で稼働される予定であることも発表で述べられている。

ETH2.0のステーキング解除による価格変動への影響とは

coinglass.com

上記画像はETHのトータルのリクイデーションを表したグラフである1月中盤に起こった大きなショートスクイーズを起点にリクイデーションのボリュームが減っている傾向にあることから現物主導の傾向になってきていることがわかる。

DeFiLlama

そんな中で、ETHのステークの出金が可能になった時点で懸念されているのが現物の売り圧の増加である。上記画像はDeFiのリクイデーションのポジションを表しており、売り圧の増加によって一定の価格下落が見られた場合には、リクイデーションにより更なる売りが発生してしまうため、中期的には上海アップデートに向けて急な価格の下落に注意が必要であると言えるだろう。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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