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SBI VCトレード、フレアトークンの取り扱いを開始

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暗号通貨取引所のSBI VCトレードは19日、「フレア(FLR)」の銘柄の取扱いを開始した。なお、フレアが加わったことで、同取引所の取扱い暗号通貨は15種類となった。

同社では、2023年1月にフレアのエアドロップに関連したユーザーへの付与やラップ・デリゲートの代行、残高管理などを国内暗号資産交換業者に先駆けて提供。フレアの取り扱い開始により、売買および、他銘柄同様に取引システムからの残高確認やレンディング、積立等のサービス利用が可能になった。

  • ラップとはフレア(FLR)をwrappedFLRと呼ばれる別のトークンへ変更すること
  • デリゲートとはフレア財団が提供する専用システムに、 wrappedFLRを預けること

20年12月1日のXRP保有者を対象としたフレアトークンのエアドロップは、23年1月10日に配布対象量の当初15%分が付与された。残り85%分は今後約3年かけて配布されていく予定となっている。さらに残量分のFLRの獲得の為には、ラップおよびデリゲートが必要となる。

同社ではフレアトークン購入後にレンディングに申し込む事で、ラップ・デリゲート代行のサービスを受けられ、保有しているフレアの売却が可能となる。

フレアは12日、米大手暗号資産取引所コインベースにも上場している。

フレアとは?

フレアは、分散型アプリケーションプラットフォーム。FLRはフレアネットワークのネイティブトークンだ。暗号通貨スマートコントラクトの実行にXRPネットワークを使用。フレアネットワークでは、Federated Byzantine Agreement(FBA)と呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しており、オフチェーンデータやWeb2.0のアプリケーションとの相互運用性も提供している。フレアネットワークはイーサリアム仮想マシンと互換性があるため、Solidityを使った分散型アプリケーション開発が可能であり、イーサリアムプロジェクトの移行も容易に可能。さらに、FLRに価格が裏付けされたアルゴリズムステーブルコイン「F-Assets」を発行している。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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