月末・四半期末は、多くの場合ネットワークの大きな動きが見られる時期である。今週はこれら2つのイベントが重なるだけでなく、年末という区切りも迎える。そのため、多くのトークンが成長する展開となる。
このため、BeInCryptoは新年2026年に向けて注目すべき3つのアルトコインを分析した。
Sponsoredソラナ(SOL)―Alpenglowテストネット
ソラナの価格は、1か月近く続いた下落トレンドから抜けつつあり、本稿執筆時点で127ドル前後で推移している。この変化はテクニカル面での売り圧力緩和により、勢いの改善を示す。間近に控えるAlpenglowアップグレードへの期待がセンチメントを下支えし、SOLの短期回復を後押しする可能性がある。
Alpenglowテストネットは年内公開、メインネット展開は来年初頭の予定。このロードマップが上昇傾向の材料となる。MACDは勢いの強まりを示唆しており、130ドル超えや、さらに136ドルの抵抗ゾーン到達も視野に入る。
年末にかけ投資家の信頼感が弱まる場合、下振れリスクが残る。市場参加が減少すれば、ソラナは130ドルを上抜けられない可能性がある。下落局面では、価格が118ドル付近まで後退し、直近の上昇幅が消失し、もみ合い期間が続く展開となる。
The Graph(GRT)―Horizonテストネット
GRTは、The Graphが年内にHorizonメインネットをローンチ予定のため、注目トークンとして浮上している。今回のアップグレードは同プロトコルをグローバルデータレイヤーとして位置づける狙い。このリリースへの期待感により、足元の相場の弱さにもかかわらず関心が高まっている。
Sponsoredメインネットの公開はGRT上昇のきっかけとなる可能性がある。GRTは今月初めから25.8%下落しており、価格は0.0377ドル付近。ボリンジャーバンドが収縮しており、ボラティリティ拡大のサイン。上昇展開となれば、GRTは0.0421ドル付近を目指す展開もある。
価格が上方向への勢いを欠いた場合、0.0381ドルのレジスタンスを上抜けできず、停滞が続く。横ばいが続けば、回復の見通しはさらに後退。そうなれば、0.0353ドル付近まで値を下げる展開となり、直近の楽観や強気シナリオが否定される。
アバランチ(AVAX)―パーティクルチェーン
アバランチはParticle Chainのローンチを控え、再び勢いを取り戻しつつある。ユニバーサルアカウントで動作する強化が行われ、ユニバーサルトランザクションレイヤーが導入される。これによりチェーン、資産、アプリケーションの統合が可能になり、アバランチはスケーラブルなDeFiエコシステムとしての役割を強化する狙い。
アバランチのLayer 1ネットワークは、すでに100億件のトランザクションを突破しており、活発なネットワーク利用がうかがえる。Particle Chain登場が新たな上昇材料となる可能性もある。AVAXは過去10日で13.5%上昇し、13.00ドル付近で推移。パラボリックSARが上昇トレンドの継続を示唆、13.40ドルを目指す展開。
次の目標は14.89ドルのレジスタンスを回復し、12月分の下落を挽回すること。この突破ができれば、強気相場継続を裏付ける。一方で13.40ドルを明確に上抜けできなければ、勢いに陰りが出る。その場合、AVAXは12.00ドル付近まで下落、直近の上昇幅が失われ、強気シナリオは崩れる。