ビットコインは火曜日のアジア時間帯に7万5000ドルを突破し、2月初旬以来の高値を記録した。この動きにより、2月のブルラン以降で最長となる8日連続の上昇が継続した。
BTCは世界協定時1時30分時点で7万5000ドル超で推移し、24時間で3%上昇した。現在、2月に6万ドル付近で付けた安値から約25%上昇している。当時はイラン情勢を受けて幅広い売りが発生した。
オンチェーンデータ、供給逼迫を示唆
特にバイナンスでの取引所への流入額が過去数週間で急減したことで、スポット市場での売り圧力が和らいでいる。同時に、ビットコイン取引所クジラ比率は6年ぶりの高水準を付けた。大口保有者が取引全体に占める割合が拡大しており、過去のサイクルでも大きな転換点の前に見られた傾向である。
ステーブルコインの発行やETFによる買いも、価格の回復とともに加速している。米国スポット型ビットコインETFは、3週連続で約21億ドルの純流入を記録した。資金流入によって、需給が引き締まりつつあることを示す。
ゴールドからビットコインへ資金流入
金は先週5千ドルを下回った一方で、ビットコインは約7%上昇し、資金のローテーション観測が広がっている。ポリマーケットでは、今月中にBTCが8万ドルに到達する確率が過去最高の56%となった。
アナリストは、予測市場で強気な数値が続く場合は過熱感のシグナルとなると警戒を強める。過去に60%を超えるブレイクアウト予想が出た場面では、その後利益確定の調整局面となった。
マクロリスクが依然として懸念材料
世界のエネルギー市場は依然として緊張が続き、主要拠点での重油価格も過去最高水準に達している。それでもビットコインは、中東情勢の不透明感の中で株式やコモディティを上回るパフォーマンスを見せている。
米連邦準備制度理事会の水曜日の金利決定が次の重要材料となる。ビットコインが7万5000ドルを維持できれば8万ドルへの道が開ける可能性があるが、2025年末からの調整基調は依然として残っている。