イタリア人起業家のサルバトーレ・レッジェーロ氏は21日、ビットコイン(BTC)をモチーフとした40階建てのホテル「ビットコインタワー」がドバイで建築を予定していることを明かした。
同タワーはビットコインの重要性や知名度、その価値を称える取り組みの一環として、地上40階建てのビットコインのモニュメントとして建築される。同タワーはブロックチェーンとAIの新技術を採用し、素材の持続可能性とCO2ゼロを重視している。これは2023年11月に開催されるCOP28を見据えたものとみられる。同タワー内ホテルのゲストに対しては報酬としてNFTを提供し、これにより保有者に独占的なユーティリティが提供される。
ホテルの宿泊費は暗号通貨のステーキングとみなされ、ゲストが換金することで利益を生み出す仕組みだ。レッジェーロ氏は、「これまでにない、初めてのホテルとなる予定で、支払った料金を利息と共に返すことが可能」と述べている。
同プロジェクトは、レッジェーロ氏、および同氏がメタバースと不動産との間の橋を築くことを目指す企業Metaverse Investmentsで著名建築家のサイモン・ミッシェル氏が推進している。同プロジェクト詳細は24日にドバイのグランドミレニアム・ビジネスベイのベラレストラン・ラウンジで公式に発表される予定。
レッジェーロ氏は「私が提案するのは、デジタルと物理の不動産の間に橋をかける不動産革命だ。ビットコインタワーは、この革命に参加したいすべての人々の出発点となるだろう」と語った。
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