BitMine Immersion Technologiesは、1日で4万ETH超を購入した。未実現損失が70億ドルを上回る中でも、積極的なETHの買い増し戦略を継続している。
今回の追加購入は、イーサリアムが下落基調を続け、2025年の高値から約62%下落しているタイミングで実施された。それにもかかわらず、BitMineのトム・リー会長は、イーサリアムのV字回復の可能性に自信を示している。
SponsoredBitMineが4万ETH超を財務に追加
直近のプレスリリースによれば、BitMineは先週4万613ETHを取得した。2026年2月8日15時(米東部時間)時点で、同社のイーサリアム保有量は432万5000ETHに達した。
この発表を受け、投資家のセンチメントが上向いた模様。BitMineの株式BMNRは、2月9日に21.45ドルで取引を終え、終値で4.79%上昇した。
BitMineの積極的な買い増しはこれだけにとどまらなかった。オンチェーン分析プラットフォームLookonchainも、開示後さらにイーサリアムが追加購入されたと報告した。
データによれば、同社はまずFalconX経由で2万ETHを取得し、その後BitGo経由でさらに2万ETH(約4230万ドル相当)を購入した。
Sponsored Sponsored「本日だけで4万ETH(8340万ドル)を購入した」とLookonchainが投稿した。
イーサ急落、ビットマインは押し目買い判断
継続的な買いは、BitMineが市場の不透明感が漂う中でも、イーサリアム保有を拡大し続ける姿勢を示している。BeInCrypto Marketsのデータによれば、ETHは過去1週間で13.2%下落した。
本稿執筆時点で、時価総額2位の暗号資産は2012ドルで取引されており、過去1日で3.28%下落した。
Sponsored Sponsoredリー会長は、価格下落を戦略的な買い場と見ているとし、ネットワークの基礎的指標が改善している点を挙げた。
同氏はまた、価格低迷にもかかわらずネットワークは堅調だと指摘。BitMineの公式発表によると、イーサリアムの1日あたり取引件数は2026年に250万件、アクティブアドレス数は100万件に達した。これらの数字は、相場動向に関係なく普及が進んでいることを示している。
Sponsored「当社の見解では、ETH価格はETHの高い実用性や金融の未来における役割を反映していない」と同氏は述べた。
さらに同氏は、イーサリアムの過去の価格推移から強気な見通しを補強した。2018年以降、ETHは直近高値から50%以上下落した局面が8回発生している。
特に2025年にも同様のパターンがみられ、イーサリアムは1月から3月にかけて64%下落後、年後半に大きく反発した。当時は約1600ドルから5000ドル近くまで値を戻した。
リー会長によれば、イーサリアムは過去の急落後にはV字回復を遂げている。直近8回の暴落後、いずれも急反発が起きたという。この流れを踏まえ、同氏は2026年にも同様の回復を期待している。
「暗号資産の有力な投資機会は下落局面で訪れる。2025年を振り返れば、市場が金融政策による関税懸念で急落した直後が絶好のエントリーポイントだった」とリー会長は述べた。
BitMineの積極的なイーサリアムへの賭けが成功するかどうかは現時点では不透明。市場の下落に耐える体力と、堅調なステーキング収益があれば、V字回復で大きな優位性を生む可能性もある。だが、さらなる価格下落や長期的な低迷が続けば、BitMineの戦略は一層試されることになる。