ビットコイン(BTC)現物ETFは、3月9日から3月13日までの間に7億6700万ドルの純流入を記録。そのうちブラックロックのIBITが6億10万ドルを占めた。
グレースケールのGBTCは同期間において最大の売り手となり、2590万ドルの純流出を計上した。
ブラックロック先導、ETHとSOLが追随
この5日間の連続流入は、SoSoValueのデータによれば2026年で初めて日次流入が途切れなかったケースとなった。
オンチェーン分析企業のアーカムも、週次ETF競争におけるブラックロックの優位を確認した。IBIT単独でビットコイン純流入の78%超を吸収している。この結果、同資産運用会社が規制商品を通じた最大の機関投資家である立場を再確認した。
イーサリアム(ETH)現物ETFも勢いを維持し、同期間に1億6090万ドルの流入を獲得した。フィデリティのFETHが9,010万ドルで購買を主導し、グレースケールのETHEは1,340万ドルの流出だった。
ソラナ(SOL)現物ETFは控えめながら1,070万ドルの純流入となり、この資産クラスへの初期的な機関投資家の関心を示唆した。
XRP ETFが市場の流れに逆行
BTC、ETH、SOLの各商品に資金が流入する一方、XRP(XRP)現物ETFは明確に異なる動きを見せた。同ファンドは週内で2,807万ドルの純流出となり、主要暗号資産ETFカテゴリーの中で唯一資金が引き揚げられる結果となった。
この流出は、累計ETF流入額が立ち上げ以来12億ドルを超えているにもかかわらず、機関投資家による売りが続く3月の厳しい状況に拍車をかける形となった。
この乖離が短期的な資金回転を示すのか、あるいはXRPに対する機関センチメントの本質的な変化なのか――3月後半に向けて依然として注視が必要な状況である。