米カリフォルニア州の管理環境農業（CEA）企業、ネイチャーズ・ミラクル・ホールディング（OTCQB: NMHI）の株価が23日、前日比150％超上昇した。
企業財務から最大2000万ドルを暗号資産XRPに割り当てる方針を明らかにしたことが材料視された。発表は同日早朝に行われ、市場の注目を集めた。
米国の公開企業がXRPの購入を開始
ネイチャーズ・ミラクルの株価は報告時点で約0.04ドルから0.14ドル以上に上昇し、2025年の1日での最大の上昇率を記録した。
プレスリリースによれば、XRPの準備金はGHSインベストメンツとの登録済み株式ファイナンス契約を通じて資金提供される。
同社はXRPを長期保有し、ステーキング戦略を活用して利回りを生み出す計画。ジェームズ・リーCEOは、GENIUS法を含む好ましい規制の変化が決定の鍵であると述べた。
この発表により、ネイチャーズ・ミラクルはXRPを戦略的な財務役割として採用する最初の上場アグテック企業の一つとなった。
他の上場企業も今月、同様の措置を講じている。ナスダック上場のVivoPowerインターナショナルは1億2100万ドルをXRP統合に割り当てた。
一方、Wellgistics HealthはXRP関連の財務運営のために5000万ドルの信用枠を確保。シンガポールのトライデント・デジタルも長期XRP準備金のために最大5億ドルを調達する意向を発表した。
“XRPの大きな可能性を見ており、国際送金の速度を向上させ、コストを削減する。バンコ・サンタンデールやアメリカン・エキスプレスなど、多くの確立された金融機関がすでにXRPに関与している。”とネイチャーズ・ミラクルのジェームズ・リーCEOは述べた。
XRPの財務活動の増加は、トークンの市場の変動性の高まりと一致している。XRPは最近、3.66ドルの過去最高値に達したが、火曜日には利益確定の影響で3.30ドルを下回った。
オンチェーンデータによると、過去1週間で約30億ドルのXRPが取引所に移動し、短期的な売り圧力の可能性を示している。
下落にもかかわらず、アナリストは楽観的。技術的パターンと機関投資家の活動は、現在の統合が安定すればXRPの上昇が再開する可能性を示唆している。
全体として、ネイチャーズ・ミラクルのXRP戦略は、中小型企業が財務管理にアプローチする方法の変化を示している。特に最近の米国の暗号資産法による規制の明確化を受けて。
より多くの企業が運用および戦略的目的でデジタル資産を採用し始める中、XRPの企業準備資産としての役割が注目を集めている。
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