OKXのトークンバーンと固定供給計画が投資家と流動性をOKBに引き寄せ、他の取引所トークンにも波及効果を及ぼしている。
8月のCEXトークン、OKBと強い相関
BeInCryptoのレポートは、最新のOKBトークンバーンの特徴を指摘し、先月の価格上昇が他のアルトコインを凌駕したことを示している。
計画には供給を2100万に固定し、X Layerを通じてユーティリティを拡大する施策が含まれていた。この戦略は投資家の予想を上回り、OKBは200ドルを突破。年初来で350%の上昇を記録している。

他のCEXトークンもOKBと同調する動きを見せた。8月13日のバーンプラン発表時点で価格が上昇に転じ、22日の調整を経て再び上昇した。
フォビトークン(HT)が急騰
最も目立ったのはHuobiトークン(HT)で、8月に5倍高となり0.30ドルから1.50ドルに到達。その後は1ドル前後で推移している。

Huobiは2023年にHTXへブランド変更し、翌年には旧HTから新HTXへの交換を促した。現在、旧HTは一部小規模取引所でのみ取引され、HTXはBybitやBitfinexなど主要市場で取引されている。
しかし上昇しているのはHTXではなく旧HTであり、ファンダメンタルズを無視した心理的な連鎖反応が見られる。
昨日のOKBの後…今日はHTの番だ
— 暗号資産インフルエンサー Wise Advice、X投稿
MEXC、Gate、Bitgetも恩恵
他の取引所トークンも上昇した。MEXCのMXトークン(MX)は8月に40%上昇した。
MEXCは四半期利益の40%を買い戻し・バーンに充て、供給を1億に固定している。第2四半期には約240万MXがバーンされた。
Bitgetは過去8か月で86億BGB(52億5,000万ドル相当)をバーンし、供給を43%削減。価格上昇は10%にとどまったが、クジラの蓄積が確認されており、今後の上昇余地が意識される。
Gate Token(GT)も取引が活発化し、24時間取引量は2,400万ドルに達して平常の2倍となった。

これら3取引所は先月の現物取引シェアでBinanceに次ぎ、MEXCが8.6%、Gateが7.8%、Bitgetが7.6%を占めたとCoingeckoは報告している。
ただし、トークンの実用性や基盤が伴わなければ、OKB効果による波及は一過性に終わる可能性もある。
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