商品先物取引委員会(CFTC)は、予測市場に関する初のスタッフガイダンスを発表し、パブリック・ルールメイキング手続きを開始した。これにより、イベント契約の規制が長年放置されてきた状況に終止符が打たれる。
この動きは、数百万人規模の米国人が利用する予測市場プラットフォームの急成長を受けてのもの。同委員会は今後、イノベーション促進と既存のコンプライアンス義務の履行を両立させたい意向を示した。
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重要な理由:
- 指定契約市場(DCM)は、CEA第5(d)項およびパート38の下での義務が明確になり、プラットフォーム運営者の法的な不確実性が軽減される。
- 新たな規則の事前通知意見募集(ANPRM)により、予測市場の構成や監督方法を変革しうる新規ルール策定の可能性が開かれた。
- スポーツ関連イベント契約についても具体的なガイダンスが示され、この分野は従来から規制当局による厳格な取り扱いがなされてきたカテゴリーであることが明示された。
詳細:
- CFTC市場監督部門は、予測市場に関するアドバイザリーを公表し、イベント契約の上場要件やDCMの中核原則を明確化した。
- 本アドバイザリーは、DCM中核原則3、付属書Cガイダンス、イベント契約のプロダクト申請要件について言及した。
- CFTCのマイク・セリグ委員長は、「何百万人もの米国人が利用するこれら市場について、これまで当局による明確なガイダンスがなかった」と語った。
- ANPRMは、現行ルールが十分か、新たな規制が必要かについて、一般からの意見募集を実施する。
全体像:
- Crypto Americaポッドキャスト司会者エレノア・テレット氏によれば、今回のガイダンスは、CFTCが取引所によるイベント契約ルールの遵守について正式に扱う初の事例となった。
- セリグ委員長は予測市場を「金融市場における最もエキサイティングなイノベーションの1つ」と評し、同委員会の成長志向の姿勢を明確に示した。