Trusted

米チェイナリシス、AI不正検知ソリューションのAlteryaを買収

3 mins

ヘッドライン

  • 米ブロックチェーン分析企業チェイナリシスがAI不正検知ソリューション企業アルテリアを買収
  • 買収金額は非公式ながら1億5000万ドルと見られる
  • 今回の買収により、不正取引の防止に投資するという戦略をさらに強化するとチェイナリシス
  • promo

米ブロックチェーン分析企業チェイナリシス(Chainalysis)は13日、AIを活用した不正検知ソリューションを提供するアルテリア(Alterya)を買収した。金融機関、フィンテック企業、暗号サービスプロバイダーは、承認済みプッシュ決済(APP)の不正行為を防止できるようになる。同社の公式発表では買収条件は明らかにされていないが、1億5000万ドル規模と見られる。

チェイナリシスは今回の買収により、「不正取引の防止に投資するという戦略をさらに強化する」ことになる。ニューヨークに拠点を置く同社は、12月にWeb3セキュリティソリューションプロバイダーのHexagateを買収していた。

アルテリアの技術およびチームは順次、チェイナリシスのブロックチェーンデータプラットフォームに統合される予定。KYC(本人確認)中の取引所、ブロックチェーン、ウォレットプロバイダーにおける、支払いに対するリアルタイムの積極的な不正防止と、不正検出の強化を提供していく。

2022年にCEOのエラッド・フォークス氏とCTOのシャハフ・ゴーネン氏によって設立されたアルテリアはイスラエルが拠点

さまざまなネットワークやデジタル決済レールにわたって悪意のあるデジタルIDや不正行為者を検出するための受信者およびアカウントスクリーニングツールを提供している。

ステルスモードで立ち上げられた同社のソリューションは、2024年だけでも100億ドルが詐欺に送金されたことを検知したとされ、Binance、Coinbase、Blockなどの大手企業にも採用されている。

チェイナリシスは、買収後も「Alteryaの詐欺識別子を基にした法定通貨決済レール上のコレクションを構築し続ける」と述べ、さらに「法定通貨口座での違法行為は、資金が暗号通貨に移行する前の『早期の警告サイン』となることが多い」とも付け加えた。

ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
BYDFi BYDFi 見る
Coinrule Coinrule 見る
ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
BYDFi BYDFi 見る
Coinrule Coinrule 見る

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shigeki_Mori.jpg
Shigeki Mori
大阪府出身。日本では雑誌編集者、読売テレビ広報記者、豪州では日系メディア編集・記者などを経てフリーに。日本とオーストラリアで20年以上、ジャーナリスト、編集者、翻訳者、ウェブプロデューサーとして活動してきた。近年は暗号資産関連の記事の執筆や翻訳、コンテンツ・マネジメントを行っている。
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー