暗号通貨取引所コインベースは14日、世界のユーザーにより合理的な取引体験を提供することを目指し、暗号資産のスポット取引プラットフォームを展開することを発表した。
同取引所は100を超える機関投資家に対応し、第3四半期に約100億ドルの永久先物取引量を達成したとしている。
スポット暗号資産取引は段階的に行われる
同社の声明によると、同取引所の最近の主な開発には、Coinbase Advancedのリテールユーザーへの永久先物の導入が含まれる。 さらに、永久先物取引市場の大部分をカバーする15の永久契約の上場。さらに、上場されている全取引について、最大レバレッジを10倍に引き上げた。
スポット取引の拡大は段階的に行われるという。BTC-USDCとETH-USDCのペアが14日、米国以外の機関投資家向けに上場された。
同社の発表では、最初の焦点は流動性の構築と強固な基盤の確立であると説明している。その後のフェーズでは、リテールユーザーを取り込む予定である。
Coinbaseの国際的な拡大への取り組み
同発表ではまた、新しい取引戦略をサポートし、資本効率を向上させる機能を強調した。
Coinbaseは国際的な拡大に力を注ぐとしている。これは同社の “Go Broad, Go Deep “戦略に沿ったものだという。同取引所は近い将来、より効率的で利用しやすい商品やサービスを導入すると説明している。
同取引所はまた、米国の不透明な規制情勢に対する懸念も認識している。同取引所は、資産発行者と暗号資産コミュニティのメンバーに、信頼とコンプライアンスを備えた米国以外のスポット市場を提供しようとしている。
しかし、Coinbase International Exchangeは、特定の管轄区域の米国以外の顧客のみが利用できる。さらに、暗号資産デリバティブは英国のリテール顧客は利用できない。
※Coinbaseは14日現在、日本での取引サービスは停止中。
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