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コインベース参入で予測市場が過去最高値

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著者:
Kamina Bashir

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編集:
Shigeki Mori

29日 1月 2026年 18:43 JST
  • コインベースは、全米50州で予測市場取引の提供を開始した。
  • 利用者はアプリ上でスポーツや政治などに賭けることが可能となった。
  • 予測市場の週間取引高と利用者数が過去最高を記録した。
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世界最大級の暗号資産取引所コインベースが27日、米国ユーザー向けに公式に予測市場サービスを開始した。

同サービスは、予測市場の需要が拡大するなかで導入された。週間の名目取引高、取引数、ユーザー参加数はいずれも過去最高値を更新している。

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コインベース、全米50州で予測市場を開始

コインベースは27日、自社の予測市場プロダクトが、CFTC規制下にあるプラットフォームKarshiと提携し、米国全50州の顧客向けに利用可能となったと発表した。Karshiは直近の評価額は110億ドルに上る。

このサービスはコインベースアプリの最新版で提供中。「Predict」タブを利用すれば、スポーツ、政治、エンタメ、経済イベントなどさまざまな事象の結果を予想して賭けることができる。

コインベースは昨年12月に予測市場参入の方針を初めて公表している。この取り組みは、同社が金融プラットフォームのオールインワン化、「あらゆるサービスを持つ取引所」を目指すビジョンの一環である。

「上場先物およびスワップ商品はコインベース・ファイナンシャル・マーケッツ(”CFM”)が提供する。同社はNFAメンバー。予測契約の取引には多大なリスクがあり、投資元本全額を失う可能性がある。契約は指定された事象が発生した場合にのみ支払いが行われる。商品内容を理解し、ご自身の資産状況や目的に適合すると判断した場合のみ取引に参加してほしい」——と、取引所はコメントした。

コインベースのブライアン・アームストロングCEOも、予測市場の持つ広範な意義について言及した。その中で、「真実を明らかにする強力なツール」と評価している。

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「予測市場こそが、究極の真実探求の場である。利害が掛かれば、結果ははるかに信頼性が高い。他のすべては誰かの思惑に左右される。予測市場は、世界の真実の発見方法を大きく前進させるものだったと、後で振り返ることになるだろう」と同氏は投稿した

予測市場が過去最高の成長

一方、コインベースの参入時期と重なるように、予測市場全体も過去最高の成長ペースを記録している。Duneの最新データによれば、週間名目取引高は61億8000万ドルと過去最高値をマークした。

Prediction Market Weekly Notional Volume
予測市場 週間名目取引高 出典: Dune

週間アクティブユーザー数は35万7000人を超え、取引件数も2600万件と過去最高を更新。分野別ではスポーツ関連がKalshiとPolymarketの双方で最大規模となり、続いて暗号資産や政治関連市場がこれに続いた。

しかし、BeInCryptoのオンチェーン分析によると、今年1月初旬以降、予測市場での高い確信度を伴う暗号資産取引は減少傾向にある。同データは、Polymarket上でアクティブに注文や流動性を提供するウォレットの推移を追跡し、昨年12月下旬と今年1月初旬に2度ピークを付け、その後着実に鈍化していることを示す。

この減速傾向はビットコイン関連市場にも波及しており、カジュアル参加の減少ではなく、リスク許容度そのものの低下を映し出している。

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