ClearpoolプロトコルのネイティブトークンであるCPOOLは、BithumbとUpbitの二重上場を果たし、2か月ぶりの高値を記録した。
取引は韓国標準時（KST）16時30分に両取引所で開始され、Upbitがこのアルトコインの取引量の大部分を占めた。
Sponsoredアップビットとビッサム上場でCPOOL価格急騰
Clearpoolは、機関投資家の借り手を無担保ローンに結びつける分散型プロトコルである。CPOOLトークンはプロトコルのガバナンス、ステーキング、流動性提供者への報酬を支え、オンチェーン資本市場の最前線に立っている。
10月22日、韓国の主要取引所BithumbとUpbitは、CPOOLの取引サポートを発表した。Bithumbでは、トークンは韓国ウォン（KRW）に対して上場されている。
さらに、取引所は基準価格を143.226ウォンに設定した。また、10月22日から10月24日17時KSTまでのCPOOLの手数料無料取引期間を発表した。
一方、UpbitはKRW、ビットコイン（BTC）、テザー（USDT）の3つの取引ペアを提供している。ガイドラインに従い、取引開始から最初の2時間は指値注文のみを許可する。
“UpbitがサポートするCPOOLのコントラクトアドレスは0x66761fa41377003622aee3c7675fc7b5c1c2fac5です。CPOOLを入出金する際はコントラクトアドレスを確認してください。”と通知に記載されている。
特に、Upbitの上場通知はCPOOLの価格急騰を引き起こした。アルトコインの価値は0.104ドルから0.199ドルに91%以上上昇し、8月下旬以来の水準に達した。しかし、その後わずかな修正が見られた。
SponsoredBithumbの後続の発表はより控えめな上昇をもたらしたが、再び上昇は短命だった。価格はほとんどの上昇を反転し、本稿執筆時点で0.131ドルで取引されており、最初の発表以来約30%上昇している。
価格に加えて、取引活動も増加した。CoinGeckoのデータによると、CPOOLの1日の取引量は1,435.90%増加し、6900万ドルに達した。Upbitはこのうち約26%を占めた。
CPOOLの買戻しプログラム、市場の信頼感を向上
取引所主導の上昇は一時的かもしれないが、プロトコルは長期的な成長を支えるための措置を講じている。今週初め、Clearpoolは公式の買い戻しイニシアチブを再開し、市場から直接CPOOLを購入した。
このような買い戻しは、プロジェクトの基盤に対する経営陣の自信を示すことが多く、価格の変動期に安定化を助けることができる。
“このプログラムは、Dynamic Pools、Clearpool Prime、Credit Vaults、USDX T-Poolを含むClearpoolエコシステム全体からの最近の四半期の収益を利用する。”とプロトコルは述べた。
露出の増加と希少性の高まりにより、CPOOLはオンチェーンクレジット市場での役割を確立するのに適した位置にあるようだ。勢いを維持するには、現在の取引関心とプロトコル活動が持続的で有機的な成長に進化するかどうかにかかっている。
