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Crypto.com(CRO)に良いニュース、それでも価格は動揺

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ヘッドライン

  • Crypto.com (CRO)は、下降抵抗線に沿って変動している。
  • 0.101ドルに強い抵抗線がある。
  • CROは、第5波のうち第4波に上昇傾向の可能性。
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Crypto.com(CRO)は1月30日、ポジティブなニュースをよそに価格が急落。修正パターンに陥っている可能性がある。

2週間前に人員削減という弱気なCrypto.comのニュースがあった後、先週はポジティブなCROのニュースが報じられた。同暗号通貨取引所は、セキュリティのためのISO 27017とプライバシー保護のためのISO 27018の認証を取得したことを発表していた。

この2つの認証は、デジタル資産のプラットフォームとしては初のこと。こうした報道にもかかわらず、Crypto.com取引所のネイティブトークンであるCROは、1月30日に急落した。

CRO価格、弱含みで推移

CRO価格は1月6日、短期下降抵抗線を突破した。その後上昇に転じ、1月16日に$0.085となる高値を付けた。また、一時的に下落した後、CRO価格は1月29日に同レベルまで戻した。

しかし、最初の高値以降、日足RSIは弱気のダイバージェンスを示している。こうしたダイバージェンスはしばしば下降トレンドへと移行する。さらに、1月30日に弱含みのローソク足が出現し、現在の下降トレンドとなり、過去24時間で急落した。

主なレジスタンスエリアは0.101ドルで、水平レジスタンスと長期下降抵抗線によって形成されている。CROコインのトレンドは、この抵抗線の合流点を突破して初めて強気とみなされる。

SDT 日足チャート 出典: TradingView

2月のCRO価格予測:下落続きからの上昇か

短期6時間足チャートのテクニカル分析によると、CROの価格は5つの上昇波形のうち第4波(黒)にある可能性が高いとされている。サブの波カウントは赤で表示されており、第3波が伸びたことを意味する。

このカウントが合っていれば、CRO価格は第4波の安値のすぐ下、0.5Fib(フィボナッチ)リトレースメントの支持線となる0.069ドル付近で下落することになる。その後、上昇の動きが続くという予測もある。

上昇のピークとなるターゲットは、先述のレジスタンスレベルの合流地点である0.101ドル近辺となりそうだ。しかし、より正確な予測は、第4波が終了した時点で行うことができる。

この2月の強気なCRO価格予測は、価格が波動1の高値(赤線)である0.060ドルを下回った場合は無効となる。その場合、Crypto.comの価格は$0.055を下回る可能性がある。

CRO/USDT 6時間足チャート 出典:TradingView

結論として、2月期のCRO価格予測は強気相場となるだろう。最初は$0.070に向かって下落する可能性はあるが、その後CRO価格は、$0.101に向かって上昇すると予測される。しかし、0.060ドルを下回ると、この強気の見通しは無効となり、CRO価格は0.055ドルを下回ることになる。

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Shigeki Mori
大阪府出身。日本では雑誌編集者、読売テレビ広報記者、豪州では日系メディア編集・記者などを経てフリーに。日本とオーストラリアで20年以上、ジャーナリスト、編集者、翻訳者、ウェブプロデューサーとして活動してきた。近年は暗号資産関連の記事の執筆や翻訳、コンテンツ・マネジメントを行っている。
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