トラスティッド

大阪で計3億円相当の暗号資産詐欺=大阪府警

4分
投稿者 Shigeki Mori
編集 Shigeki Mori

概要

  • 大阪では5月だけで1億円相当の暗号資産詐欺が騙し取られる事件が3件も起きている
  • いずれもロマンス型や投資勧誘型で手口が似ている
  • 大阪府警は似た手口による高額被害が相次いでいるとして注意喚起している
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関西テレビが17日に報じたところによると、大阪府警は5月だけで、被害額1億円相当の暗号資産詐欺が3件立て続けに起きていたと発表した。

事件は、30代から50代の男女3人がそれぞれ暗号資産1億円相当をだまし取られる特殊詐欺で、いずれも犯人が投資を勧めて被害者に暗号資産を購入させてから犯人の口座に送金させる手口で、同一犯行グループの可能性も考えられる。

被害の詳細は以下の通り。

【被害事例1】
大阪府在住の会社員男性(30代)は2月から4月にかけてマッチングアプリで知り合った「春奈」と名乗る40代女性に、「おじに暗号資産を教えてもらっている。一緒にどうですか」などと投資を持ち掛けられたという。

男性は恋愛感情を動かされ、およそ1億円相当の暗号資産を送金したが、途中で相手と連絡が取れなくなった。

【被害事例2】
大阪府内で不動産業を営む女性(50代)はことし2月、動画視聴アプリのダイレクトメッセージから、シンガポール在住の中国人「張浩然」を名乗る人物と知り合い、暗号資産への投資を勧められた。4月までの2カ月間でおよそ1億円相当の暗号資産を送金するも、気づけば動画視聴アプリ上の「張浩然」のアカウントが削除されていた。

【被害事例3】
大阪府で自営業を営む男性(50代)は、SNSで知り合ったロサンゼルス出身のアジア系女性から、「松香」と名乗る女を紹介された。

男性は昨年11月から今年2月にかけて、およそ1億円相当の暗号資産を「松香」の口座に送ったが、その後、「出金したい」と申し出るも手数料として追加の暗号資産が必要と言われ、詐欺に気づき被害届を出した。

3件の被害届が提出されたのは、5月2日から9日にかけて集中しており、大阪府警は似た手口による高額被害が相次いでいるとして注意喚起すると同時に、捜査を進めているという。

また、最近では、「警察」を騙った特殊詐欺も増えており、安易に個人情報や銀行口座、クレジットカード番号などを教えないように呼びかけている。

近年は、AIを使って流暢な日本語を操っての詐欺が横行していることにも注意が必要だ。

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Shigeki_Mori.jpg
大阪府出身。日本では雑誌編集者、読売テレビ広報記者、豪州では日系メディア編集・記者などを経てフリーに。日本とオーストラリアで20年以上、ジャーナリスト、編集者、翻訳者、ウェブプロデューサーとして活動してきた。近年は暗号資産関連の記事の執筆や翻訳、コンテンツ・マネジメントを行っている。
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