Sillytunaとして知られる暗号資産保有者が5日、武装集団による斧を使った襲撃の末、AUSDステーブルコイン2400万ドル相当を失ったと報告した。
盗まれた資金はブロックチェーンのセキュリティコミュニティによって即座に識別され、オンチェーンのアナリストやホワイトハットトラッカーが複数の関連ウォレットを特定した。
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なぜ重要か:
- 暗号資産保有者への実際の攻撃が増加しており、大規模なオンチェーンウォレットが暴力的な加害者の狙い目となっている
- AUSDステーブルコイン2400万ドル分の強制送金は、自己管理資産における不可逆性リスクを示す事例
- フラグが立てられたウォレット資金を受け取った暗号資産取引所は、正式な法的凍結手段が整っていない中で対応を迫られる
詳細:
- Sillytunaはオンチェーントレーダーで、個人情報は公開されていないが、暗号資産を狙った組織的な物理的強盗を招くほどの大量保有者である
- 報道によれば、襲撃者らは斧を使ってSillytunaを暴行し、誘拐や性的暴行の脅迫を加えた上で送金を強要した
- 盗まれた資金はイーサリアムのアドレスに移動され、Sillytunaがオンチェーン上で確認した
- セキュリティ研究者テイバノ氏が、ブロックチェーン調査員により
0xd0c2C387A7F10CD1FBb1078FaCC834eC43c9dd3Eや0xdca9f78a5740bd19d4652f877b7a10a6ad3ec9c4など3件のウォレットが特定されたことを確認した - Sillytunaは、資金経路の追跡を困難にするため、Wagyu.xyzがモネロ(XMR)へのルートとして使われた可能性を指摘している
- 被害者は警察に通報し、資金回収のために10%の報奨金を提示している
背景:
- 暗号資産の物理的な強盗事件はオンチェーン資産可視化の拡大に伴い増加しており、攻撃者は公開ウォレットデータを用いて標的を特定している
- モネロのプライバシー機能は暗号資産窃盗事件における一般的なオフランプとなっており、法執行機関による資金回収を難しくしている
- 今回の事件は、自己管理資産の保管における脆弱性(強要下での送金は返金や凍結の仕組みが存在しない)を浮き彫りにしている