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暗号資産ファンド流入額、20億ドル超え

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編集:
Shigeki Mori

19日 1月 2026年 21:09 JST
  • 暗号資産ファンドは、地政学的リスクや貿易不安へのヘッジを目的とした投資家から21億7,000万ドルを集めた。
  • ビットコインは15億5,000万ドルの資金流入を記録し、主要なマクロヘッジの役割を強調した。
  • 規制面での逆風や週末のセンチメント悪化にもかかわらず、イーサリアムと一部のアルトコインが上昇した。
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最新のCoinSharesレポートによると、先週の暗号資産ファンドへの資金流入が20億ドルを突破し、2025年10月以降で最も大きな週間流入となった。

投資家が地政学的緊張の高まりや新たな関税脅威、政策の不透明感を背景に、暗号資産市場へのエクスポージャーを求めた動き。

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政策不透明感で暗号資産流入2170億円

この資金流入の急増は、週後半でセンチメントが急激に反転したにもかかわらず発生した。最新の「デジタル資産ファンドフロー週間レポート」によれば、流入の大部分は週前半に集中し、金曜日にはマイナスに転じた。

この転換は、グリーンランドを巡る外交的エスカレーションや新たな追加関税の脅威が発生し、全体的なリスクセンチメントに大きな重しとなったことが要因。

週末には、デジタル資産関連商品の流出額が1日で3億7800万ドルとなり、前半の増加分が一部相殺された。

政策の不透明感もセンチメントの減退に寄与した。市場関係者は、次期FRB議長の有力候補でありハト派として広く知られるケビン・ハセット氏が現職にとどまる可能性が高いとの見方に反応した。

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この見通しにより金融政策の早期転換期待が後退し、市場には一層の慎重姿勢が広がった。

「…金曜日に地政学的緊張や関税脅威、政策関連の不透明感からセンチメントが弱まった」と本レポートは述べている。

ビットコインが資産レベルの流入の中心となり、1週間で15億5000万ドルを集めた。この大規模な流入は、投資家がビットコインを主要なマクロヘッジ手段として見なしていることを示し、特に地政学的な混乱や政策の不明瞭な局面でその傾向が強まる。

Crypto Fund Flows Last Week
先週の暗号資産ファンドフロー 出典:CoinShares
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規制逆風下でも、スマートコントラクト基盤とアルトコインに資金流入

イーサリアムも好調で、4億9600万ドルの流入を記録。ソラナは4550万ドルとなった。

これらの伸びは、米上院銀行委員会によるCLARITY法案下の、ステーブルコイン発行者による利回りサービスの制限案など、規制面での逆風が続く中で実現した。

スマートコントラクトプラットフォームへの旺盛な需要は、投資家が目先の規制動向に左右されず、長期的な普及を見据えてポジションを取っていることを示唆する。

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アルトコインにも買いが入り、XRPは6950万ドルの流入で際立った。スイは570万ドル、LIDOは370万ドル、ヘデラは260万ドルの流入。

大型・中型銘柄に幅広い流入が見られ、週前半のリスク選好が高まった形。しかしマクロニュースがその後の勢いを抑制した。

トークン以外では、ブロックチェーン関連株も好調で、7260万ドルの流入。現物暗号資産のみならず、デジタル資産エコシステム全体への投資家関心の根強さを示した。

先週の暗号資産ファンドフローは、市場センチメントがいかに早く変化しうるかを物語っている。1月10日までの週に4億5400万ドルの流出があったのも記憶に新しい。

この週次流入規模の大きさは、地政学リスクや貿易不透明感、政策シグナルの曖昧さが、リスク分散戦略の一環としてデジタル資産への資本流入を後押ししている現状を示す。

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