CryptoRankのデータによると、かつて10億ドル以上の時価総額で評価された10の暗号資産プロジェクトが、現在は700万ドルから2億9400万ドルの時価総額で取引されている。
最終ラウンドのベンチャーキャピタル評価額と現在の時価総額の乖離は88%から99%超。10プロジェクト中、4つはゼロ知識証明およびレイヤー2分野に属する。
ScrollとBoba Networkがランキング上位
Scroll(SCR)が99.54%下落で首位。イーサリアムのレイヤー2であり、Polychain CapitalやVariant、Bain Capital Cryptoなど主導で2回の資金調達で8000万ドルを集めた。最終ラウンドでは18億ドルの評価額であった。
現在の時価総額は約825万ドル。
Boba Networkは-99.26%と続き、Fuel Networkは10億ドルの評価額から99.25%下落を記録。
「これらのプロジェクトは10億ドル規模の評価額からほぼゼロ水準に転落した。ほとんどの価値が消失した典型例。Paradigm、Sequoia、Cbventures、MulticoinのようなTier-1 VCの支援も、上場後のパフォーマンス維持には不十分だった」と投稿されている。
Starknet(STRK)は絶対額ベースで最大損失を記録。同プロジェクトはParadigm、Sequoia Capital、Greenoaks Capitalから2億8250万ドルを調達、評価額は80億ドルだった。現在の時価総額は約1億9900万ドルで、95%の下落。
トップ10には他に、Polyhedra(-99.05%)、Wormhole(-96.99%)、Magic Eden(-96.70%)、HashKey Group(-96.46%)、Mocaverse(-90.23%)、そしてImmutable(-88.23%)が入る。
暗号資産VC資金調達は市況低迷の中でも回復傾向
これらの損失にもかかわらず、ベンチャーキャピタルの資金調達活動は再び活発化。CryptoRankのデータによれば、2026年3月には約100件の資金調達があり、合計で25億9000万ドルを調達。2025年10月以降で最高水準となった。
Coinbase VenturesとAnimoca Brandsが当月最多のラウンドを主導。ブロックチェーンサービスが39件で最多、次いで分散型金融(DeFi)が20件、中央集権型金融(CeFi)が15件となった。
専門家解説やリーダーによるインサイトはYouTubeでも視聴可能