Flow(FLOW)の開発企業Dapper Labsは14日、ディズニー関連のNFTマーケットプレイス「Disney Pinnacle」を発表した。同プラットフォームは、ディズニー・ピクサー・スター・ウォーズのキャラクターをデジタルピン(NFT)として提供。ユーザーはこれらのピンを集め、交換できる。
Be the first to chase, collect and trade digital pins featuring characters you love. Only on Disney Pinnacle. 💫
— DisneyPinnacle (@DisneyPinnacle) November 14, 2023
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Disney Pinnacleは、ディズニーの100年の歴史にスポットを当てたプロジェクト。ピクサーやスター・ウォーズなどのアイコンをNFT(デジタル)形式で展開する。Disney Pinnacleは、ウェイトリストを本日開始。人数制限はない。年内にiOS版がApple App Storeリリースされ、その後Googleプレイストア・ブラウザ版が展開される。
ローハム・ガレゴズルーCEOによれば、同プラットフォームは、モバイル端末を利用して、世界中のファン同士がデジタルピンを瞬時に交換できるよう設計されている。Disney Pinnacleは18歳以上の対象地域のユーザーが利用可能となる。日本ユーザーも利用可能とみられる。
ウォルト・ディズニーは多角的な方面で成功を収め、第3四半期の純利益は14.1億ドルを記録。しかし、3月にはメタバース部門を解体し、2カ月で7000人のスタッフを解雇。メタバース部門の約50人の従業員が残った。
Dapper LabsはNFT・デジタルトイ・プラットフォームを提供するCryotoysにも出資を行っている。Cryotoysはこれまで、ディズニー関連のNFT付きのフィギュアを販売してきた。
NFT市場は上昇相場を迎えられるのか
海外Web3コミュニティdappGamblは9月、調査対象となった7万3000件超のNFTプロジェクトのうち、約95%に相当するプロジェクトの時価総額がゼロになっているとのレポートを公開。NFTの取引量は10月中旬から10日にかけて上昇するも一服。直近ではビットコインNFTも大きな盛り上がりを見せた。一方で現物資産(RWA)のトークン化セクターでは、NFTマーケットプレイス「Courtyard」ではポケモンカードNFTを販売するなど、NFTを使ったトークン化の事例が増えている。ユースケースの創出により、上昇相場を迎えられる余地は残っているかもしれない。
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