トランプ次期大統領は6日、ホワイトハウスの暗号資産とAI担当の責任者にデイビッド・サックス氏を任命した。サックス氏は経験豊富な起業家であり投資家で、シリコンバレーで20年以上の経験を持つ。
PayPalの創設COOであり、有名な「PayPalマフィア」の一員であるサックス氏は、初期のフィンテック業界の形成に重要な役割を果たした。同氏は後に企業向けソフトウェアプラットフォームであるYammerを設立し、マイクロソフトが12億ドルで買収した。
サックス氏の役職は、暗号資産とAI政策に専念する初の連邦顧問役である。具体的な責任はまだ明らかにされていないが、これらの技術に対する統一された国家的アプローチを策定し、米国をイノベーションのリーダーとして強化するための戦略的指導を提供することが期待されている。
トランプ氏は声明で、暗号資産業界からの長年の要求に応えるため、明確な法的枠組みを確立することの重要性を強調した。
「デイビッド・O・サックス氏がホワイトハウスのAI & 暗号資産担当責任者に就任することを発表できることを嬉しく思う。この重要な役割で、デイビッド氏は人工知能と暗号資産という、アメリカの競争力の未来にとって重要な2つの分野で政策を指導するだろう。」とトランプ氏はTruth Socialで書いた。
この任命は、トランプ氏がSECの指導者に暗号資産支持者のポール・アトキンス氏を選んだことに続くものである。アトキンス氏は1月に就任し、先月辞任を発表したゲイリー・ゲンスラー氏の後任となる。
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