最近の報道によると、ドナルド・トランプ・ジュニア氏が暗号資産予測市場プラットフォームPolymarketに不特定の金額を投資した。今後関係が深まれば、米国ユーザーがプラットフォームに自由にアクセスできるようになる可能性がある。
トランプ・ジュニア氏は1月にKalshiにも投資し、戦略顧問として参加している。競合する両社への関与は、この市場分野への強い関心を示している。
トランプ家、予測市場に賭ける
トランプ氏の暗号資産事業は家族ぐるみで展開され、息子や関係者もWeb3やマイニングなどに投資している。ドン・ジュニア氏もWLFIやマイニング事業に関与し、今回Polymarketへの大型投資でさらに活動を広げた。
Axiosの報道によると、投資額は「2桁の数百万ドル規模」とされる。Polymarketは先月、司法省が調査を終了した後、事業を拡大しており、これはトランプ氏による規制緩和方針とも重なる。
さらに、独自のステーブルコイン発行を検討しており、トランプ家との提携が新たな事業展開の後押しとなる可能性もある。
現状では米国ユーザーは利用制限下にあるが、政治的コネクションがこれを変える可能性がある。
利益相反?
Polymarketとトランプ家の関係は、同プラットフォームが2024年の選挙結果を正確に予測したことで強まった。
ただし、ジュニア氏は競合のKalshiでも戦略顧問を務めており、この立場が利益相反にあたる懸念もある。
ドナルド・トランプ・ジュニア氏がKalshiの戦略顧問に就任したことを非常に嬉しく思います。彼の豊富なビジネス経験と影響力により、ドン・ジュニア氏は予測市場を主流に押し上げるための新しい視点をKalshiにもたらします。
—— Kalshiの発表
現時点で、Polymarketに投資したことが即座に顧問参加や経営参画を意味するわけではない。評価額の高いユニコーン企業であるため、「数千万ドル規模の投資」が大きな比重を占めるとは限らない。
それでも、ジュニア氏が予測市場に強い関心を持つことは明らかであり、トランプ政権下でPolymarketが規制面で恩恵を受ける可能性は高い。
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