主要メディアは10日、ビットコイン上場投資信託（ETF）の承認をめぐる憶測で盛り上がった。米国証券取引委員会（SEC）は同日、11銘柄の申請を承認し、さまざまな憶測を呼んでいる。
今後のビットコインの半減や規制の議論が、米国下院議員のイーサリアム（ETH）取得を促しているのだろうか。
米下院議員がイーサリアムを購入
CEOや幹部、下院議員の株式を追跡するXアカウントInsider Trackerのレポートによると、ジョージア州選出のマイケル・コリンズ米国下院議員は、過去2週間以内にイーサリアム購入の取引を2回行ったと報じられている。
スポットのビットコインETFがSECによって承認されたばかりであることを考えると、イーサリアムETFも2024年に承認される可能性があることを期待して、多くの目がイーサリアムに向けられている。
BeInCryptoは9日、暗号資産投資家 DCInvestor氏が自身の23万5000人のXフォロワーに対し、「イーサリアムはこのサイクルの後、大半の資産よりもうまくいき、より多くの価値を保つだろう」と語ったことを報じた。
同氏は、イーサリアムにはすでに先物ベースのETFがあるので、米国では次にスポットファンドが承認されるだろうと付け加えた。
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期待に応えられなかったイーサリアム先物ETF
一方、BeInCryptoは2023年10月5日、いくつかのイーサリアム先物ETFのデビュー週は投資家の期待に応えられなかったと報じた。これは価格と取引量の面であった。
今週、9つのイーサリアム先物ETFが市場に導入された。これらは投資会社のProShares、VanEck、Bitwise、Valkyrie、Kelly、Volsharesによってローンチされた。
しかし、10月2日にローンチされたイーサ・フューチャーズは、わずか200万ドル弱のフローしか集めなかった。
イーサリアムの価格は価格上昇を見込んで、10月1日の開始前日に約4.5%上昇し、1,734ドルに達した。しかし、10月2日には1,659ドルで終了し、4％の下落を記録した。
一方、イーサリアムETFの需要はビットコインETFのような需要を生み出さない可能性があると最近報じられた。
BeInCryptoは最近、暗号アナリストのRaoul Pal氏がビットコインとイーサリアムの決定的な違いを強調したと報じた。
「イーサリアムは、ビットコインにはない、より広範な技術ベットと利回りを提供する」と彼は述べた。この違いは、価格上昇だけでなく、さらなる利益を求める機関投資家にとって極めて重要だ。
パル氏は、イーサリアムETFがステーキング・イールドを提供しない場合、機関投資家はイーサリアムを直接保有することを選ぶかもしれないと主張した。
投資家は、ETFでは一般的に利用できないオプションであるステークして利回りを得ることができるため、資産を保有することを好む。
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