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イーサリアム財団、ポスト量子ハブ設立 2029年L1アップグレード目標

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著者:
Kamina Bashir

25日 3月 2026年 13:13 JST
  • イーサリアム財団の開発者は、ポスト量子イーサリアムのウェブサイトを公開した。
  • 10を超えるクライアントチームが、毎週の相互運用セッションを通じてポスト量子開発ネットワークを構築している。
  • コアL1プロトコルのアップグレードは2029年までに導入される可能性があり、完全な移行はそれ以降に及ぶ見通しだ。
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イーサリアム財団の複数チームが、「ポスト量子イーサリアム」を公開した。これは、イーサリアムのポスト量子セキュリティへの取り組みをまとめた専用サイトであり、ロードマップ、仕様、研究論文、EIPをひとつの公開リソースに統合したもの。

このウェブサイトには、PQチームが執筆した14問のFAQや、全6回のインタビューシリーズも掲載。

Qデー前の3段階移行プロセス

本イニシアチブは、2018年に始まった初期のSTARKベース署名集約研究にさかのぼる、8年以上にわたる取り組みの成熟を示すもの。

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財団内の4つのチームがこのプロジェクトで協力した。進展は理論段階を大きく超えている。10以上のクライアント開発チームが、PQ Interopプロセスを通じて毎週devnetの構築と提供を積極的に進めている。

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チームは、暗号技術的に意味のある量子コンピュータが差し迫っているわけではないと強調した。しかし、分散型グローバルネットワークのアップグレードが非常に複雑であるため、何年にもわたる計画・開発・検証が必要となり、リスクが顕在化するよりもはるか前から着手することが重要である。

「イーサリアムのアプローチは、ネットワークを不安定化させることなくコアの暗号原理をアップグレードできる『暗号的アジリティ』、そしてこの移行を、プロトコルのセキュリティ・シンプルさ・分散性を強化する機会と捉えている点が特徴」と、チームは述べた

現時点のチームの見立てでは、L1プロトコルのアップグレードは2029年までに完了する可能性がある。完全な実行レイヤへの移行にはさらに数年を要する見通し。

この移行は「準備と基盤整備」「段階的導入」「プロトコルレベルの統合」という3段階で進行する。イーサリアムだけでなく、他のネットワークも量子リスクへの対応を進めている。

ソラナ財団は、ソラナのテストネット上でポスト量子デジタル署名を導入済み。1月には、コインベースのブライアン・アームストロングCEOが量子コンピュータとブロックチェーンセキュリティに特化した独立諮問委員会の設立も発表している。

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