米アップル社のApp Storeで、暗号資産(仮想通貨)ハードウェアウォレット大手Trezor(トレザー)のアプリが過去数週間にわたって登場していたことが20日、明らかとなった。このアプリは「Trezor Wallet Suite」という名前で登録されており、トレザーの公式モバイルアプリ「Trezor Suite Lite」に見せかけた偽物。一部識者が自身のツイッター上で警告した。
暗号資産に詳しい米国弁護士Rafael Yakobi氏によると、このアプリはApp Storeで「Trezor」と検索した際に最上位で表示される。悪意のあるアプリケーションで、ユーザーのシードフレーズを要求するもの。ユーザーはシードフレーズを入力した場合、ウォレット資産の詐欺被害に遭う可能性が非常に高い。
このアプリは数週間前からApp Storeに登場しており、数百人〜数千人の被害者が出る可能性があるとのこと。ユーザーはApp Storeでの検索を避け、Trezor社ウェブサイトの公式リンクからダウンロードするなど、対策が必要だ。
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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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