運用資産1兆7000億ドルを誇る世界最大級の資産運用会社フランクリン・テンプルトンが、オンド・ファイナンス(ONDO)と提携し、5本の上場投資信託(ETF)を暗号資産ウォレットを通じて24時間取引できるようトークン化した。
これにより従来の市場取引時間の制約が解消される。この提携により、米国株、債券、金へのエクスポージャーが、オンド・グローバル・マーケッツを通じてブロックチェーン上に組み込まれることとなった。
「これらのトークン化されたFT管理商品がオンチェーン化されるのは今回が初めてだ」とオンドが投稿した。
新たにトークン化された5本のETFは以下の通り。
- フランクリン・フォーカスト・グロースETF
- フランクリン・インカム・エクイティ・フォーカスETF
- フランクリン・ハイイールド・コーポレートETF
- フランクリン・レスポンシブリー・ソースド・ゴールドETF
- フランクリン・米国大型株・マルチファクター・インデックスETF
ブルームバーグによると、まずは欧州、アジア太平洋、中東、ラテンアメリカが対象となる。フランクリン・テンプルトンは、米国での導入には、登録ファンドのオンチェーン分配に関する規制の明確化がさらに必要だと指摘した。
オンド・ファイナンスはトークン化株式分野で圧倒的な地位を築いている。RWA.xyzのデータによれば、同プラットフォームは約60%のシェアをもち、265件のトークン化案件で約26億8000万ドルの分散資産価値を管理している。
同プラットフォームの導入指標も上昇し続けている。現在オンドは8万6987人の保有者を擁し、過去30日間で11.39%増加した。月間送金量は24億4000万ドルで、前月比7.27%増となった。
なお、このニュースは価格にも好影響を与えた。BeInCrypto Marketsのデータによれば、ONDOは24時間で約6%上昇し、広範な市場の0.5%上昇を上回った。本稿執筆時点で同アルトコインは0.26ドルで取引されていた。