リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは14日、暗号資産業界に対する敵対的な姿勢を任期終了まで続けたSECのゲイリー・ゲンスラー委員長を非難しました。
SECは1月15日にリップルに対する控訴の冒頭陳述を提出する予定で、延期を拒否しています。5日後、ゲンスラー氏は辞任し、委員会全体が大きく変わるため、この行動は無意味です。
ガーリングハウス氏、ゲンスラー氏を非難
ブラッド・ガーリングハウス氏は、ゲイリー・ゲンスラーSEC委員長に対して多くの不満を抱えています。
1年前、同氏はゲンスラー氏を「政治的負担」と呼び、リップルとSECの法的闘争は事態を悪化させました。しかし、ガーリングハウスは14日、この件についてSNSでゲンスラー氏を直接非難しました。
「ゲンスラー氏は非常にブランドに忠実で、2024年の選挙やアメリカ国民を完全に無視し、失敗した『執行による規制』の方針を最後の最後まで完全に貫いています。悲しい！」とガーリングハウス氏は主張しました。
具体的には、ガーリングハウス氏はリップルの最高法務責任者スチュアート・アルデロティ氏に応えて投稿。アルデロティ氏は、委員会がゲンスラー氏の退任5日前にリップルに対する控訴を開こうとしていると主張し、「時間と納税者の資金の無駄だ！」と述べました。
言い換えれば、ゲンスラー氏はガーリングハウス氏との争いをできるだけ長引かせようとしています。
ドナルド・トランプ氏が再選された以来、ゲンスラー氏とガーリングハウス氏は政治的変革の両端に座っています。ガーリングハウス氏は「トランプ効果」と呼ぶものを称賛し、より友好的なSECを期待しています。
一方、ゲンスラー氏は暗号資産業界に対する外面的な軽蔑を熱心に維持しています。同氏は依然として業界が「非遵守を基盤としている」と信じており、悪質な行為者が多いと考えています。
言い換えれば、ガーリングハウス氏はゲンスラー氏が意地悪で行動していると言っています。SECが1月15日にどのような主張をするかに関わらず、リップルに対する控訴は1週間以内に崩壊する可能性があります。
10月以来、ガーリングハウス氏はXRP ETFの承認は避けられないと主張しています。SECの現在の敵対的な態度にもかかわらず、今、機関の指導者や規制構造の変更は改善のように見えるかもしれません。
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