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グレースケール、ビットコインが26年3月までに過去最高値に到達と予測

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編集:
Shigeki Mori

03日 1月 2026年 09:06 JST
  • マクロ経済の追い風と規制の明確化により、ビットコインは2026年初めに最高値を更新する可能性がある。
  • 超党派の市場構造法案は、トークン発行の解禁やETF主導の普及を加速させる可能性がある。
  • デジタル資産のトレジャリーへの関心は薄れ、アクセス性や使いやすさ、実質的な価値創出への関心が高まっている。
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2026年の暗号資産のパフォーマンスへの期待は高い。代替的な価値保存手段への需要増大と規制環境の明確化が背景にある。

グレースケールのザック・パンドル調査責任者によれば、規制環境の改善が暗号資産業界を強化するという。法定通貨の弱体化も需要押し上げにつながる。こうした状況が重なれば、ビットコイン価格が過去最高値を更新する可能性がある。

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市場構造法案がトークン発行を加速へ

暗号資産は2008年以降大きく進化したが、特にこの1年の進展が顕著である。

暗号資産上場投資信託(ETF)の承認やGENIUS法案の可決といったマイルストーンが、デジタル資産と伝統的金融のギャップを縮めた。しかしなお多くの課題が残されている。

パンドル氏によれば、次の重要なステップは超党派の市場構造法案の可決である。政府閉鎖や2025年の党派対立による遅延を経て、同法案は年初にも上院で承認を得られると見ている。

「1月、もしくは第1四半期には前進しそうだ」とパンドル氏はCNBCのインタビューで述べた。「すぐに成立しなくても…超党派の進展こそが要だ」

パンドル氏は、超党派法案が実現すれば、スタートアップからフォーチュン500企業まで、従来型の金融商品と並行してトークンを標準的な資本構成に組み込めるようになると強調した。

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またより広範なマクロ経済状況も、ビットコイン価格に好影響をもたらすとの見解を示した。

ビットコイン過去最高値の条件が揃う

2025年後半のビットコイン低迷にもかかわらず、パンドル氏は今年、主要デジタル資産の反転を予想する。

グレースケールによる2026年のデジタル資産見通しでは、年の前半にビットコイン価格が過去最高値を更新するとしている。パンドル氏は、これには複数の要因が作用すると述べた。

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「2026年はドル安、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ、金や銀の価格上昇…そしてビットコインやイーサリアム、その他一部暗号資産もデジタル資産として価値を高める年になると考えている。こうした全ての要素は、今われわれが直面しているマクロ経済環境で恩恵を受ける」と同氏はCNBCに語った。

加えて市場構造法案の成立が、より前向きな価格見通しを後押しする。

利用拡大により、より幅広い暗号資産へのアクセスが可能なETFの導入も加速するとみられる。

暗号資産市場の成熟に伴い、パンドル氏は一部のストーリーが置き去りにされるとも予想する。

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DAT終了の可能性

2025年にデジタル資産トレジャリー(DAT)が盛り上がりを見せたものの、パンドル氏はこの勢いが新年に継続するとは考えていない。「DATは『赤信号』だ」と述べる。

その理由として、DATの蓄積モデルに言及。同じく、購入も売却もまれで、通常は公正価値付近で取引する点を問題とした。

「DATが消滅することはない。なぜなら一部投資家は上場企業による手段で暗号資産にアクセスしたがるからだ。しかし、買い方売り方のどちらについても、評価額の主な推進役となる可能性は低い」とパンドル氏は説明した。

今後は、アクセスの拡大、ユーザビリティの向上、需要を市場に反映する商品など、評価を押し上げる本質的要素に焦点が移る見通しである。

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