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グレースケールのETF計画が進展=トークンは売り圧力

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著者:
Kamina Bashir

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編集:
Shigeki Mori

21日 1月 2026年 18:16 JST
  • グレースケール社が、NYSEアーカでNEARトラストを現物NEAR ETFへ転換するための申請書類を提出した。
  • コインベースは、提案中のETFの枠組みでカストディアンおよびプライムブローカーを務める予定だ。
  • 申請にもかかわらずNEAR価格が下落し、市場心理の弱さを示した。
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資産運用会社グレースケールは、グレースケール・ニア・トラストを現物型上場投資信託(ETF)に転換するため、規制当局の承認を求めている。

同社は1月20日、米証券取引委員会(SEC)にForm S-1登録届出書を提出した。暗号資産ETF商品のラインナップ拡充を目指す。

グレースケール、NEARトラストのETF転換を申請

参考までに、グレースケール・ニア・トラストは現在、約90万ドルの資産を運用しており、1株あたり純資産価値は2.19ドルとなっている。この商品はOTCQB市場で「GSNR」のティッカーシンボルで取引されている。

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提案されている転換後、ETFはNYSE Arcaに上場される予定。提出書類によれば、

「本信託の株式は現在、OTCQBにてティッカーシンボル『GSNR』で取引されているが、本目論見書の一部を構成する登録届出書の効力発生後、NYSE Arca, Inc.(『NYSE Arca』)で『GSNR』として上場を予定している。」

さらにグレースケールは、コインベース・カストディ・トラスト社をNEARの保管担当機関に指名した。また、コインベースがプライムブローカーを務め、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが管理者および名義書換代理人を担う。

届出書では、このETFはNEARへの投資を規制下で簡便かつ効率的に行う手段を提供することを目的としているとされている。グレースケールは、本ファンドはレバレッジやデリバティブ、その他類似の金融商品は運用戦略に組み入れない方針であることを強調した。

資産運用会社として、今回グレースケールはビットワイズと並んでいる。ビットワイズも2025年5月にNEAR ETFのためにForm S-1を提出した。今回の新たな届出は、暗号資産ETF市場におけるグレースケールの継続的な戦略的拡大を示すもの。

2025年には、デジタル・ラージキャップ・ファンド、チェーンリンク・トラスト、XRPトラストなど複数の商品がETFに転換された。現在、グレースケールは9本のETFを運用中

さらに今月初め、グレースケールは提案中のBNBおよびハイパーリキッドETFのために新たなデラウェア法上の信託を設立した。これらのデラウェア信託登録は、正式なSECETF申請の事前段階にあたる。このほか、グレースケールはヘデラ、アバランチ、ビッテンソルのETFについても承認を求めている。

しかし、この発表によるNEAR価格の即時上昇は見られなかった。BeInCryptoマーケットのデータによると、同アルトコインは過去24時間で1.76%下落した。これは市場全体の下落傾向と連動している。本稿執筆時点で、NEARの取引価格は1.54ドル。

NEAR Price Performance
NEAR価格推移 出典:BeInCrypto Markets

NEARの下落幅は週単位で見るとさらに顕著である。過去7日間で同トークンは約14.3%下落した。マクロ経済や地政学的リスクの高まりで投資家心理が慎重となり、売り圧力が継続している状況。

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