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シルバーがハイパーリキッド高騰の要因に

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著者:
Kamina Bashir

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編集:
Shigeki Mori

28日 1月 2026年 19:00 JST
  • ハイパーリクイッドのHYPEトークンは22%上昇し、取引活発化を受けて$34に達した。
  • シルバーとUSDCの取引高が11億ドルに達し、HIP-3市場で手数料や自社株買いを促進した。
  • HIP-3からの手数料収入は、プロトコル主導のトークン買い戻しを通じてHYPE価格を支える。
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ハイパーリキッド(HYPE)は28日、時価総額上位100銘柄の中で最大の上昇率を記録した。過去24時間では2桁の上昇。

この動きは、市場全体の回復に伴うもの。暗号資産市場の時価総額は1%近く上昇した。ただし、直近のデータによれば、HYPEの価格を支える意外な要因として「シルバー(銀)」が浮上している。

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シルバー取引活発化でHYPEが上昇率トップ

BeInCrypto Marketsのデータによれば、HYPEは月曜から上昇基調。アルトコインは本日早朝に34ドルまで急騰し、12月初旬以来の高値をつけた。

本稿執筆時点で、HYPEは33.36ドルで取引されている。この24時間で22.44%の上昇となった。1日あたりの取引高も93%増加し、8億ドルを超えた。


Hyperliquid (HYPE) Price Performance
Hyperliquid(HYPE)価格動向 出典:BeInCrypto Markets

価格上昇は、プラットフォーム上でのコモディティ取引急増と重なる。取引所データによれば、ハイパーリキッドのシルバー-USDC市場の取引高は過去24時間で約11億ドルに達し、ビットコインとイーサリアムに次いで3番目に取引された銘柄となった。

では、この動向はどのようにHYPEの価格を支えるのか。シルバー取引とハイパーリキッドの価格を結びつけるのは、プロトコルで最近実施された構造的なアップグレード「Hyperliquid Improvement Proposal 3(HIP-3)」である。

このプラットフォームは、2025年10月にHIP-3を発動した。このアップグレードにより、パーペチュアル先物市場の創設が民主化された。

HIP-3導入後は、誰でも500,000 HYPEトークン以上をステーキングすることで、ハイパーリキッドの基幹インフラ「HyperCore」上で自らのパーペチュアル先物市場を承認不要で展開できるようになった。

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HIP-3のローンチ以降、こうした外部展開型市場の取引が拡大。HIP-3市場全体の未決済建玉(Open Interest)は本日、新たな過去最高値である9億ドル超を記録した。

「HIP-3 OIは毎週のように過去最高を更新している。1か月前はHIP-3 OIが2億6000万ドルだった」ハイパーリキッドが投稿した。

シルバーは、HIP-3市場全体の1日あたり取引高の大半を占める、最も活発な資産となっている。

「HIP-3は過去最高の出来高を昨日よりも早い段階で更新した。SILVER-USDCだけで11億5000万ドルに達し、これはETH-USDC市場の日次出来高とほぼ同等だ」とアナリストのMcKennaが記した

この取引急増は、HYPEのトークノミクスにも影響を与える。HIP-3では、発生した手数料のうち50%が市場デプロイヤーに、残りの50%がプロトコルに流入する仕組みだ。

HIP-3市場の取引高上昇に伴い、プロトコルレベルの手数料収益が増加。この構造は、ハイパーリキッドにとって新たかつ拡大し続ける収入源となっている。

ハイパーリキッドのアシスタンスファンドはHYPE経済モデルの中核であり、ファンドで集めた手数料の約97%を使い、市場でHYPEトークンを買い戻す。その結果、流通供給量が段階的に減少し、これは長期的な価格安定と上昇を後押しする仕組みとされる。

注目すべきは、FalconXが推定するところ、HIP-3市場で新たに生み出される手数料収入は今年のHYPE価格を最大67%押し上げる可能性がある。HIP-3がプロトコル全体経済へ及ぼすインパクトの大きさが浮き彫りとなった。

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