ビットコインは10月初めの急騰で投資家の熱気を再燃させ、「Uptober」が本当に訪れるのか注目が集まっている。
その背景には、ブル・ベア相場が半減期を軸に繰り返されるとする「4年周期」理論がある。
歴史的パターン
投資分析会社アルフラクタルのCEO、ジョアオ・ウェドソン氏は「548日」という数字を注視している。
Sponsored半減期から過去最高値(ATH)更新までの日数は2012年が371日、2016年が525日、2020年が546日と徐々に長期化。現在のサイクルは同じく延長傾向にあり、フラクタル分析や移動平均交差の指標とも整合していると指摘する。
ウェドソン氏は「548日目」がピーク日になる可能性が高いとする。2024年4月19日の半減期から数えると、2025年10月19日にあたる。最大で11月1日まで遅れるシナリオもあるという。
「4年周期が一貫しているなら、価格ピークまで残り30日以内」とも述べた。
別の予測:ピークは2025年12月23日
アナリストのseliseli46氏は、各サイクルが約152週間(約1,064日)続いていると算出。
- 1回目:2015年初頭の底 → 2017年末のピーク
- 2回目:2018年末の底 → 2021年11月のピーク
この仮定を基にすると、2022年11月の底から152週間後の2025年12月23日前後が現在のピーク時期となる。
seliseli46氏は「半減期から12〜18か月後にATHを付ける歴史的傾向とも一致する」と説明。ただし、この仮説は規制や市場心理、技術進展といった外部要因に左右される点を強調した。