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LINE NEXT、ステーブルコイン管理アプリ「Unifi」を公開=年率最大8%の利息提供

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執筆&編集:
Shigeki Mori

10日 3月 2026年 07:41 JST
  • LINE NEXTが2026年3月9日、LINEアプリ上で動作するステーブルコインウォレット「Unifi」をグローバル正式ローンチした。
  • USDT(テザー)を優先対応し、ローンチ期間中は預け入れ額に応じて年率最大8%の利息を毎日提供する。
  • ノンカストディアル型設計を採用し、DappポータルやMini Dappsとの統合でWeb3エコシステムとの連携も実現した。
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LINEヤフーグループのWeb3事業を担う米国法人LINE NEXT Inc.(代表:コ・ヨンス)は9日、ステーブルコインウォレットサービス「Unifi(ユニファイ)」をグローバル・ローンチした。同サービスは2月12日にベータ版として先行公開されていた。LINEアプリ上でステーブルコインの預け入れから送金・決済・リワード取得まで一括対応するオールインワン型のWeb3金融プラットフォームとして、特に暗号資産に不慣れな一般ユーザー層の取り込みを目指す。

LINEアカウントだけで即時開設、初心者向けの設計が特徴

Unifiはソーシャルログインによるウォレット開設を採用している点が大きな特徴だ。LINE・Google・NAVER・Appleなどの既存アカウントでログインするだけでウォレットを即時作成できる。従来の暗号資産ウォレットでは、シードフレーズ(復元用のランダム文字列)の管理が利用の障壁となってきたが、Unifiはこの手順を簡略化することで一般ユーザーの参入ハードルを下げている。

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Unifi イメージ 出典先:LINE NEXT

対応ステーブルコインは現時点でUSDT(テザー)を優先とし、今後は多通貨への対応拡充を予定する。ローンチ記念の限定期間中、USDTの預け入れ額に応じて年率最大8%の利息が毎日付与される。通常の基本利率は年率4〜5%で、解約手数料は不要。預け入れ上限も設定されておらず、24時間365日の自由な入出金が可能だ。利率の詳細条件はサービス内の告知ページで随時更新される。

ノンカストディアル型を採用、シンガポール認可業者との連携で出金にも対応

Unifiはノンカストディアル型ウォレットの構造を採用する。カストディアル型(取引所等の第三者が資産を管理する方式)とは異なり、ユーザー自身が秘密鍵を保持・管理する仕組みだ。資産の自己管理という観点でセキュリティ上の透明性が高い一方、鍵の紛失リスクはユーザー自身が負う形となる。

現金化・出金の面では、送金サービスSentBeを通じてシンガポールの決済ライセンス(DPT:デジタル決済トークン)を保有するTriple Aのオフランプソリューションと連携する。これにより、Unifi上でステーブルコインを法定通貨に換え、ユーザーの銀行口座へ直接送金することが可能となる。規制対応済みの金融事業者との協業により、単なるウォレットを超えた実用的な資金移動手段としての機能を持たせている。

DappポータルおよびMini Dappsとの統合でWeb3エコシステムに接続

LINE NEXTはUnifiの正式ローンチにあわせ、これまで個別に運営してきた分散型アプリのポータルサービス「Dapp Portal」とLINEアプリ内で動作する小型分散型アプリ「Mini Dapps」をUnifiプラットフォームへ統合した。ゲーム・ソーシャル・コンテンツといった多様なジャンルのアプリにおいて、Unifiウォレットを使った決済やミッション参加による報酬獲得が一元的に行える環境を整備した。

同社の代表コ・ヨンス氏は今後の展望について、さまざまな国のステーブルコインや実物決済の領域への拡大を目指し、グローバルなデジタル資産ハブへと成長させていく方針を示した。グローバルでのステーブルコイン活用が広がりを見せるなか、LINE NEXTは日常的なアプリ基盤を活用したWeb3金融サービスの浸透を図る構えだ。

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