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メタ、Horizon WorldsのVR終了方針を撤回

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執筆&編集:
Camila Grigera Naón

20日 3月 2026年 05:27 JST
  • メタはファンからの意見を受け、Horizon WorldsのVR停止方針を24時間以内に撤回した。
  • 既存のVRゲームは引き続き利用可能だが、新たなタイトルの追加は行わない。
  • メタのリアリティラボ部門の累積損失が8,000億ドルに迫る中、同社はAI分野へと軸足を移している。
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Metaは、Horizon WorldsをQuest VRヘッドセットから撤去する方針を発表した翌日に、この決定を撤回した。ただし、この方針転換は、かつて同社を象徴したメタバース路線からの広範な後退傾向を覆い隠すものではない。

この撤回は、Metaが生成AIやモバイル体験に重点を置き、2021年に社名を変更してまで進めた没入型VR路線から、数十億ドル規模の投資を振り替えたタイミングで起きた。

メタ、VRサービス終了方針を撤回

MetaはHorizon Worldsを6月15日までにQuestヘッドセットから削除すると発表した翌日、方針を撤回した。

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最高技術責任者アンドリュー・ボズワースは、Instagramストーリーでこの判断を認め、ファンからのフィードバックを理由とした。同氏は、既存のVRゲームが今後もしばらく利用可能であると述べた。

当初の計画では、Horizon Worldsは2023年にリリースした単独のモバイルアプリでのみ利用可能とする予定だった。

最新の方針では、Horizon Unityゲームエンジンで構築されたワールドはVR上で引き続きプレイ可能だが、新規ゲームの追加は行わない。

「私たちのエネルギーの大部分は、モバイルとMeta Horizon Engineに注がれている」とボズワース氏は語った。

ただし、この部分的な撤回によって、根本的な流れが変わることはない。

空回りするメタバース構想

MetaのVR・メタバース部門であるReality Labsは、2025年だけで192億ドルの営業損失を計上した。2020年末以降の累積損失は800億ドル近くに達し、年間収益はわずか22億ドルにとどまる。

Horizon Worldsの月間利用者数は数十万人規模に過ぎず、ロブロックスの1日1億人超のアクティブユーザーとは対照的な結果となった。

Metaは2026年の設備投資を1150億~1350億ドルに誘導し、その大部分をAIインフラに充てる計画を示している。1月にはReality Labsの人員をおよそ1000人削減し、VRゲームスタジオも複数閉鎖した。

メタバースは技術的には存続している可能性があるが、Metaはもはやこれに賭けていないのは明白だ。

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