メタ株は、マーク・ザッカーバーグCEOが9月に2140万ドル相当の株式を売却して以降、約8%下落している。一方で、ウェルズ・ファーゴはメタ株の目標株価を1000ドルに設定しており、経営陣による株売却を投資家はどう評価すべきかの議論が広がっている。
過去6か月間に、メタの経営陣や取締役は計172件の株式取引を記録したが、自社株買いは確認されていない。
一見すると懸念材料に見える。しかし、米証券取引委員会(SEC)の提出書類によれば、これらの売却がメタ株の今後を示唆しているとは限らない。
メタ経営陣は自信を失いつつあるのか
ザッカーバーグCEOは9月24日に株式を売却しており、当時メタ株は778ドル近辺で推移していた。同株は先週金曜日の終値で約719ドルとなった。
また、スーザン・リーCFOやハビエル・オリバンCOOなど他の幹部も売却を行っている。
Unusual Whalesは、オリバンCOOが複数回の取引で約2400万ドル相当の株式を売却したと報じた。
ただし、これらの幹部の売却は数か月前に10b5-1取引計画にもとづいて事前に設定されていた。
また、一部の取引は実際の売却ではなく納税関連によるものだった。あるSEC提出書類では「これは売却には当たらない」と明記されている。
ザッカーバーグCEOは依然としてメタの実質的な筆頭株主である。
メタ株は1000ドルに到達できるか
直近の下落にもかかわらず、ウェルズ・ファーゴはメタ株の目標株価を1000ドルに設定しており、約40%の上昇余地があると指摘する。
この楽観的な見方の背景には、メタのAI投資が今後より高い成長を牽引するとの期待がある。
一方で、AIインフラへの投資負担が利益を圧迫する可能性もある。リターンが想定より遅れる場合はなお厳しい。他のアナリストは、より慎重な目標株価を示す。
投資家にとっては、メタの利益成長とAI投資によるリターンが、予定通りの経営陣売却より重要な判断材料となる。
経営陣による自社株買いの不在は自信欠如と受け取られる面もある。しかし、現時点の提出書類からはリーダーシップが株価急落を予期している根拠は乏しい。









