メタプラネット、2025年末までにBTC1万枚取得を目指す

メタプラネットは5日、2025年末までに1万BTCに達することを目指し、ビットコイン保有量を大幅に拡大する計画を発表しました。

この取り組みは、ビットコイン財務戦略を強化し、企業の暗号資産セクターで重要なプレーヤーとしての地位を高めることへのコミットメントを強化します。

メタプラネット、ビットコイン記録目標追求

メタプラネットのサイモン・ゲロビッチCEOは、1月5日の発表で同社の戦略的目標を明らかにしました。2024年の成功を振り返り、ゲロビッチは、同社が記録的な大きな出来事を達成し、ビットコインの備蓄を大幅に強化し、アジアのビットコインに焦点を当てた企業環境でリーダーとしての地位を確立したと述べました。

この勢いを基に、メタプラネットは株式公開やローンなどの資本市場ツールを活用してビットコイン購入を資金調達し、成長を加速させる計画です。

“2025年には、利用可能な最も収益性の高い資本市場ツールを活用して、ビットコイン保有量を1万BTCに拡大することを目指しています。”とゲロビッチ氏は述べました。

メタプラネットは昨年、トップの暗号資産を準備資産として採用しました。これは日本の経済的不確実性に対するヘッジとみられます。同社の戦略的蓄積は、債務と債券発行を活用するマイクロストラテジーのアプローチと比較されています。マイクロストラテジーは最大の企業ビットコイン保有者であり、44万6400BTCを保有し、その価値は約44億ドルです。

一方、日本に拠点を置く同社は約1万762BTCを保有しており、ビットコイントレジャリーズのデータによれば、世界で15番目に大きな企業ビットコイン保有者です。現在の保有量で約30%の利益を上げており、さらなる拡大に向けて良好な位置にあります。