ビットコイン投資戦略企業メタプラネットは12日、株主優待プログラムを拡充すると発表した。新たに13社と提携し、デジタルアセットや飲食、旅行など幅広い分野で優待を提供する。株式の保有数と保有期間に応じた段階的な特典制度を導入し、中長期保有の株主基盤形成を目指す。6月30日時点で100株以上を保有する株主が対象となる。
13社と新規提携、優待内容を多様化
同社は既存の株主優待制度を基盤として、新たに13社との提携を実現した。優待内容はデジタルアセット、セキュリティ及びカストディ、飲食、エンターテインメント、旅行、ライフスタイルなど多岐にわたる分野で限定割引や特典、体験を提供する。同社は「ビットコインスタンダード」を採用して以降、株主コミュニティが急速に拡大しており、メタプラネットの価値観に沿ったユニークな商品やサービスを株主に提供していく方針だ。優待の詳細は6月中に同社ウェブサイトで公開される予定である。
保有期間で5段階のティア制度を新設
今回の拡充で特徴的なのは、株式保有数と保有期間に応じた段階的なインセンティブ制度の新設である。同社は「Silver」「Gold」「Diamond」「Nakamoto」の4段階のティアを設定し、保有株式数が100株から5万株超まで、保有期間が6カ月未満から24カ月以上まで、合計5段階の組み合わせで優待内容が変化する仕組みを導入した。例えば、100株から300株を保有する株主は、6カ月未満ではSilverティアだが、24カ月以上保有するとGoldティアに昇格する。最上位のNakamotoティアは5万株超を24カ月以上保有する株主が対象となる。
ビットコイン戦略支持の株主基盤を強化
メタプラネットは本制度の目的について、株主との関係強化とビットコインエコシステムに対する理解の深化、株主への付加価値提供を掲げた。同社のビットコイン・トレジャリー戦略を中長期的な視点で支持する株主基盤の形成を目指しており、長期保有株主ほど充実した優待特典を利用できる設計とした。同社は株主優待を通じて投資魅力度を高めるとともに、株主価値の向上及び株式の中長期的な保有促進を図る。今後もラインナップ及び長期保有株主向け特典のさらなる拡充を予定している。対象株主は2026年6月30日時点の株主名簿に記載された1単元(100株)以上の保有者となる。