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MARA、11億ドル売却でメタプラネットが3位浮上

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Shigeki Mori

02日 4月 2026年 19:16 JST
  • メタプラネットは2026年第1四半期に5,075ビットコインを3億9,800万ドルで購入し、現在4万177ビットコインを保有している。
  • 東京の企業は、MARAホールディングスが3月に1万5,133ビットコインを売却したことで同社を抜いた。
  • ストラテジー社が76万2,099ビットコインで依然として首位を維持し、トゥエンティワン・キャピタルが2位となっている。
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メタプラネット(3350)は、2026年第1四半期に約5,075ビットコイン(BTC)を3億9800万ドルで取得し、総保有量を4万177BTCまで拡大した。これにより、世界のビットコイン財務ランキングでMARAホールディングスを抜いた。

同社は現在、上場企業の中で、ストラテジー(MSTR)とトゥエンティワン・キャピタル(XXI)に次いで、ビットコイン保有量で3番目の規模。

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MARAの売りで新たな展開

メタプラネットが3位に浮上した背景には、同社自身の買い増しだけでなく、MARAホールディングス(MARA)の大幅な売却も大きく影響している。

主要上場企業のビットコイン保有状況
主要上場企業のビットコイン保有状況 出典: Bitcoin Treasuries

米国拠点のマイナーであるMARAは、3月4日から3月25日までの間に約1.1億ドルで1万5133BTCを売却し、2030年および2031年満期のコンバーチブル・シニアノート10億ドル相当の自社債買戻し資金に充当した。

この売却によりMARAの保有は3万8689BTCに減少。年初の5万3822BTCから大きく減った。この動きについて同社はバランスシートの健全化と説明し、発行済みコンバーチブル債残高を約30%削減したと述べた。

2025年第4四半期には、MARAは17億ドルの純損失を計上し、デジタル資産の評価損が15億ドルに及んだ。

また、同社が生成AIインフラやデータセンター事業へ舵を切ったことも、ビットコインの売却理由となった。

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メタプラネットの買い増し戦略

メタプラネットは第1四半期の平均取得単価が約7万8000ドルだった。全4万177BTCの平均取得コストは約9万7000ドルで、累計購入額はおよそ39億ドルとなる。

同社は年初来2.8%のBTC運用利回りを報告している。メタプラネットの目指す規模はさらに大きい。

「555ミリオン・プラン」の下、2026年末までに10万BTC、2027年末には21万BTCの保有を目標としている。

継続的な取得資金は、海外での株式発行やワラント行使によって調達している。

直近では、グローバル機関投資家から約2億5500万ドルを調達、さらに最大で2億7600万ドルの追加調達の可能性もある。

しかし、株価はビットコインの大量取得に追随していない。メタプラネット株は4月2日に302円(1.89ドル)で推移し、同日約2%安、2025年6月の高値1,930円から大きく下落している。

メタプラネット株価推移
メタプラネット株価推移 出典: Google Finance

トップ層の格差拡大

上位2社とそれ以下の差は依然として大きい。ストラテジーの保有は76万2099BTCで、メタプラネットの18倍超。トゥエンティワン・キャピタルは4万3514BTCとなっている。

メタプラネット以下には、ビットコイン・スタンダード・トレジャリー・コープ(CEPO)が3万21BTC、ブリッシュ(BLSH)が2万4300BTCを保有するなど、各社が続く(BitcoinTreasuries調べ)。

メタプラネットが現在の順位を維持できるかは、今後の資金調達とMARAによる売却継続次第となる。

本稿執筆時点でビットコインは6万6372ドルで取引されており、メタプラネットの平均取得単価はその水準より約46%高いため、ランキングでの地位が向上しても同社の財務は依然として大きな含み損のまま。

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