連続して月ごとに引き上げてきた後、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は、Stretch(STRC)の優先株配当を2026年4月も11.5%で据え置いた。
ストラテジーの永久優先株は、昨年7月に年率9%の配当で登場した。それ以降、同社は毎月利率を引き上げてきた。
3月には2月の11.25%から25ベーシスポイント引き上げ、11.5%に到達した。4月は理事会が配当を据え置いた初めての月となる。
「STRCの配当利率は、STRCの額面100ドル付近での取引を促進し、価格変動を取り除くために毎月調整される」と説明文に記載されている。
この据え置きは、同社がビットコイン(BTC)の購入を停止したタイミングでもある。ストラテジーは先週、13週間続いたビットコインの連続購入を終え、追加購入を行わなかった。
同社は平均取得価格7万5694ドルで76万2099BTCを保有している。SaylorTrackerによれば、同社はおよそ55億ドル超の含み損を抱えている。
それでもなお、最大の企業ビットコイン保有主体である同社は、最近、420億ドル規模のATM(アット・ザ・マーケット)資金調達プログラムを公表した。この資金は普通株とSTRCに均等に割り振られる。
一方、STRCは個人投資家の間で顕著に支持を集めている。フォン・リーCEOは、個人投資家が現在、STRCのおよそ80%を保有していることを明らかにした。
この集中度が、STRCが普通株式の価格変動リスクを避けつつ、利回り付きのビットコインへの投資機会を求める個人投資家を引きつけていることを示している。
2月にはリーCEOが、2026年にかけてエクイティから優先資本へと資本構成を移行する計画を説明した。4月の配当据え置きが今後の高止まりを示唆するのか、あるいは次なる調整までの一時的な停止に過ぎないのかは、STRCの今月の取引水準によって決まる。次回の利率発表は4月末に行われる。
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