Midnight(NIGHT)は12月に大幅な取引高を記録した。多くの投資家が上昇トレンドの継続に期待。
価格は直近の高値から約30%下落したが、いくつかの要因からNIGHTは今後も急騰するとの見方が広がっている。
Sponsored投資家がコインベースとバイナンスによるNIGHT上場を期待する理由
Binance Alphaはエアドロップ配布を通じてMidnight(NIGHT)をサポートしている。CoinMarketCapのデータによると、NIGHTの取引高の61%超がBinance Alpha由来。
このため、投資家の間ではNIGHTのBinance公式スポット上場は時間の問題との見方が強い。
さらに、一部投資家はコインベースの上場も期待している。主な理由は、近週のNIGHTの取引量急増にある。
Coingeckoによれば、12月9日の初上場時には取引量が1億3000万ドルだったが、12月23日にはNIGHTのスポット取引高が50億ドルを超えた。この水準はSOL、XRP、BNBの合計取引高を上回った。
Sponsored通常、エアドロップトークンは売り圧力から上場直後に高い取引高を記録するが、NIGHTは時間を経て投資家の買い集めが強まるという逆の傾向を示している。
「理由1:NIGHTがコインベースに上場すべき最大の理由は、その取引高の大きさにある。NIGHTはローンチ以降、1日あたり数十億ドル規模の取引高を記録し、大手取引所で直近24時間の取引高が30億ドルを超え、世界トップ10に入った。機関投資家・個人投資家のプライバシー技術への関心が急拡大している」と投資家Josh氏が述べている。
取引所が高取引高のアルトコインを上場させると、その銘柄の取引手数料による収益が見込める。Cardano創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、コインベースがNIGHTを上場しないことで取引手数料で年間約2000万ドルを失っている可能性があると試算している。
時価総額は14億ドル超で、NIGHTは現在、暗号資産のトップ75にランクイン。投資家は主要取引所での上場が実現すれば、NIGHTがトップ20に食い込むと予測。この場合、時価総額は約100億ドル規模となる。
価格は直近の高値0.11ドルから0.07ドルまで調整したが、アナリストは次の上昇局面前の健全な押し目と評価している。
加えて、Midnightは2026年最初の2カ月間に日本で一連のプロモーションイベント実施を計画。これにより、さらに小口投資家の流入が見込める。
一方で、こうした強気の見方は既に価格に織り込まれている可能性もある。したがって、新規上場による急騰ではなく、早期投資家による利益確定のための流動性提供に留まる可能性も指摘されている。