Midnight(NIGHT)は約0.088ドル近辺で推移、本日7%ほど下落。過去1週間ではおよそ18%の上昇を維持するが、短期的な状況は変化した。
チャート上には弱気の構造が出現し、買い手は急激で土壇場の反応で支えられたサポートを守ろうとしている。Midnightの価格は間一髪で下抜けを回避した。問題は、敗北ではなく救済によって支えられたという点にある。
今問われているのは単純だ。これは単なる脅しだったのか、それとも運命が先送りになっただけか。
Sponsoredヘッドアンドショルダーと脆弱な支持線
12時間足ではヘッド&ショルダー型が形成され、ネックラインは上昇傾向にある。もし確定すれば、テクニカルの見立てでは現在値から45%下落となる可能性がある。NIGHTはすでに0.088ドル付近のネックラインを割り込んだが、その後買い戻しが入り反発した。この反発は下落の即時再開を防いだが、反転ではなくあくまで救出劇だった。
注記:ネックラインは上向きに傾斜している。これは天井圏のパターン形成中であっても、買い手が安値を切り上げている状態。通常この構造は崩れるのに時間がかかるが、一度下抜けが確定すると、買い遅れた買い手が巻き込まれ大きな急落を招きやすい。
大口資金の流入を出来高で測定するChaikin Money Flow(CMF)はこの救出を支持しない。CMFは上昇トレンドラインを割れ、ゼロラインへ勢いよく下落中。
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この崩れによってはっきりとした弱気のダイバージェンスが生じた。12月24日から31日まで、価格は上昇を続ける一方でCMFは下落。これは大口が価格上昇中に撤退している可能性を示すもので、サポートが本物でない警告となる。
CMFがゼロを割れると、再びネックラインが露出する。個人投資家の関心や小口スポット買いだけでは圧力を吸収しきれない場合がある。
現物フローが下支えも深夜の価格動向には影響せず
スポットフローの急激な変化が、Midnight価格がサポート割れ直後に暴落しなかった理由を説明している。12月30日には約137万ドル分のNIGHTが取引所に移動し、この動きとCMFの下落と連動する形で価格が下落した。しかし12月31日未明にはこれが反転。
Sponsored Sponsoredその後12時間でおよそ202万ドル分が取引所から移動し、買い手が介入して価格を0.088ドル以上に押し戻した。
この動きは防衛を裏付けるものだ。買い手の存在があり、この水準を新規参入点として利用している。この買いが45%下落のシナリオをいま発動させていない主因。
つまりこの水準はいまだ重要。買いが続けば、0.088ドルはリセット地点となり、0.090ドルや0.102ドルへの反発余地が生まれる。
Sponsored0.102ドルを上抜けば右肩形状を崩し、高値再試の可能性が高まる。0.120ドルを上抜けば(新たなNIGHTの高値)ベアパターンを打ち消すシナリオも。
しかしこの防衛には説得力がない。CMFの弱さは、サポートが短期的な動きに支えられ長期的な安心感が伴っていないことを示す。0.088ドルを再び割り込めば、下落が即座に再開。NIGHTの押し目買いを狙うスポット勢すら巻き込む可能性。
直近の主要ターゲットは0.072ドル(フィボナッチ0.618サポート)。ここを割ると0.053ドル。さらに深掘りすれば0.047ドル(強力なサポート)で、これはちょうどパターンによる45%下落見通しと一致する。
チャート全体はいま1本のラインの上にある。買い手が0.088ドル以上を守れば回復が始まる。もし失えば見通しどおりの下落展開となる。