Monad(MON)は比較的新しいレイヤー1プロジェクトで、過去7日間で29%以上上昇。MONAD価格は12月24日に逆三尊パターンを上抜けた。一時はさらに上昇が続きそうな気配も見られた。
しかし、その後の値動きは売り圧力の高まりを示す。大口資金、現物フロー、デリバティブのポジションの3つのシグナルから、クリスマス翌日のボクシングデーを迎える中、このラリーに陰りが出ている可能性を示唆。
Sponsored上抜け維持も資金流入は鈍化
ブレイクアウトは確かに発生。Monadは逆三尊パターンのネックラインを明確に上抜け、通常は売り方主導の抵抗となる下向きネックラインを突破した。価格は反応したが、最近のローソク足の長い上ヒゲが売り圧力を示す。上ヒゲは通常、上値に供給が待ち構えているサイン。
資金フローを測定するCMF(チャイキン・マネーフロー)は、ブレイクアウト時にゼロライン超えを試みたが失敗。CMFは下落基調を維持し、価格のみが上昇。CMFがゼロより下の状態でのブレイクアウトは、資金流入が弱い、もしくは小口の買いによって支えられている場合が多い。直近でCMFがゼロ以上を維持できず反落したのは12月11日で、その直後に価格も下落した。
トークンのテクニカル分析と市場の最新情報:さらに詳細なインサイトをご希望の場合は、編集者ハルシュ・ノタリヤが毎日お届けするニュースレターにご登録ください。こちら。
現物市場の動向もこの不均衡を裏付ける。
Sponsored Sponsored12月22日以降、ネットフローは100万ドル超の流出から200万ドル程度の取引所流入に転換し、利確ムードが広がった。
CMFの資金コミットメントがない状態で現物流入が増加している場合、多くは値動きの停滞につながる。
デリバティブ市場がセンチメント転換を示唆
デリバティブ市場の動向が迷いを裏付ける。過去7日間で、パーペチュアル市場ではスマートマネーによるロング(買い)ポジションが急増。ロングエクスポージャーは8936万ドルに達し、99%を超える増加を記録。これは12月24日のブレイクアウトと25日までの上昇と合致。ロング優勢がMONのネックライン突破を後押しした。
Sponsored Sponsoredしかし直近24時間は様相が一変。スマートマネーのロングエクスポージャーは12.23%以上下落。上位100アドレスでは216%超のポジション削減。著名トレーダー層も28.78%のエクスポージャー縮小。
パーペチュアル市場におけるロング優勢の後退は、多くの場合、勢いのあるブレイクアウトに疲れが見え始めるタイミングで発生。すぐに反転するとは限らないが、市場の足並みはすでに乱れている。だからこそボクシングデーにかけての24時間が重要な分岐点となる。
Sponsoredモナド価格水準 ボクシングデーで続伸か失敗か
現在、Monadの価格は極めて不安定な局面。0.024ドルを上抜ければ再度ブレイクアウト狙いも可能。12時間足で0.026ドルを明確に突破すれば、14%ほどの上昇幅があり、0.030ドル到達の道も開ける。このゾーンを突破できれば、下向きネックラインの「呪縛」を完全に振り払い、売り圧力による反落を脱しやすくなる。
ラリーに力強さがなくなれば、0.021ドルが最初の防衛線。0.018ドル割れでブレイクアウト構造は悪化。0.016ドルを下抜けて終値を付けると、パターンが崩れ、逆三尊も否定、12月中旬の安値への下落リスクが浮上。
現状、MON価格は実際のブレイクアウトメカニズムと短期的プレッシャーのはざまで停滞。CMFは未確認。現物の流入は利確売りの様相。デリバティブ市場も冷え込み傾向。ボクシングデー(12月26日)が、Monadがブレイクアウトを維持するか上昇分を吐き出すかの分岐となりそうだ。