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モルスタBTC ETF上場接近も上値重く=7万5000ドル突破に壁

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Shigeki Mori

27日 3月 2026年 00:10 JST
  • ビットコイン現物ETFの3月25日の日次純流入額はわずか$781万だった。
  • 長期保有者はこれまで着実に積み増してきたが、最近は積み増しを大幅に減らしている。
  • ビットコインは$69,834で推移しており、$74,297の61.8%フィボナッチ抵抗線を3月に3度突破できなかった。
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ビットコインは26日時点で69834ドルで推移し、71000ドル台の維持に失敗して日中2.11%下落した。マネーフロー指数(MFI)は日足で69.38と過熱圏に接近するも未達であり、需給の勢いは限定的である。加えて他のテクニカル指標も、短期的な急騰余地の乏しさを示唆している。

モルガン・スタンレーのビットコインETF、資金流入減速

モルガン・スタンレーによるビットコインETFの上場が間近に迫っていると、ブルームバーグのエリック・バルチュナス氏は報じた。NYSEでの正式な上場発表が、この観測に信憑性を与えている。

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このような進展は本来であれば強力な材料となる。しかし、現時点ではETFへの資金流入が伸び悩み、長期保有者の積み増しペースも減速している状況。

ビットコイン現物ETFは、3月25日に純流入合計が781万ドルにとどまった。この水準はSoSoValueのチャートに見られる3月初旬のピークと比べて大幅に低い。全ビットコイン現物ETFにおける総純資産は916億3000万ドルで、チャート上の白いトレンドラインはこの金額が3月上旬から徐々に減少していることを示している。

3月5日と6日には、純流出が1日約4億ドルと、今月最大の赤色バーが出現した。中旬には一貫して緑色バーとなり流入が回復したものの、3月19日から25日までの直近のセッションでは、純流入額が減少し、3月20日と21日には小さい赤色バーが再び現れている。

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ビットコインETF資金流入推移。 出典:SoSovalue
ビットコインETF資金流入推移。 出典:SoSovalue

モルガン・スタンレーの参入は、長期的な需要チャネルとして一定の信頼性をもたらす。しかし、現状の資金フローからは直近の価格急騰を後押しする力が読み取れない。実際の価格上昇には、日々の純流入額が2億ドル超で持続的に回復することが必要条件となる。

長期BTC保有者の買い増しペースが減速

GlassnodeによるHODLer純ポジション変化チャートは3月11日から25日までをカバーしている。この期間のすべてのバーが緑色であり、長期のビットコイン保有者が一貫してネットで蓄積していたことを示す。しかし、バーの大きさが3月中に徐々に変化する点にも注目すべきである。

3月11日から16日までの累積は1日あたり4万4000BTCから4万6000BTCの範囲だった。3月17日以降はバーの高さが継続的に減少し、22日には約3万6000BTCまで落ち込み、24日には急激に約3万3000BTCへ、25日は微増して約3万4000BTCとなった。

ビットコインHODLer純ポジション変化。 出典:Glassnode
ビットコインHODLer純ポジション変化。 出典:Glassnode

長期保有者は積み増しを続けているが、3月最終週に入りペースの鈍化が顕著となった。価格が7万1000ドルを何度も突破できなかった時期と重なるため、現行水準での確信が高まっているのではなく弱まっている可能性を示唆する。

BTC価格、既に突破失敗の水準に再挑戦

日足チャートのフィボナッチ・リトレースメントは、ゼロ水準が6万5550ドル、1の水準が7万9664ドルに設定されている。61.8%リトレースメント地点は7万4297ドルで、緑色の水平線で示されている。BTCはこのエリアに 3月5日、17日、19日ごろ、3度到達したがいずれも日足終値では突破できなかった。

現価格の6万9834ドルは、23.6%水準の6万8930ドルと38.2%水準の7万981ドルの間に位置する。MFIは69.38で80を下回っており、買い圧力がさらに高まる余地が残る。

ビットコイン価格分析。 出典:TradingView
ビットコイン価格分析。 出典:TradingView

ただし、3月中旬にMFIが80を上回った際も7万4297ドルのブレイクアウトは実現しなかった。このため、MFIだけで強気判断を下すのは難しい。

日足終値が7万4297ドルを上回れば、次は78.6%水準の7万6657ドル、その上は7万9664ドルまで上値余地が開ける。逆に、上昇シナリオが否定されるのは6万8930ドルを日足で下抜けた場合。その際には、6万5550ドルの下値支持線が主要な注目レベルとなる。

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