イーロン・マスク氏は、スペースXが近く上場すると事実上認める一方、政府効率局(DOGE)を率いた自身の役割について後悔を表明した。
宇宙ジャーナリストのエリック・バーガー氏が「スペースXが近く上場すると私が考える理由」と題した分析記事を投稿した際、マスク氏は「いつものように、エリック氏の分析は正確だ」と返信した。バーガー氏はスペースXを最も信頼できる記者として広く知られている。
Sponsored火曜日に公開された、元DOGE広報官ケイティ・ミラー氏とのポッドキャストインタビューで、マスク氏は今後DOGEに関与しない考えを示した。「もしDOGEに関わらずにいたら、私は自分の会社のために基本的に働いていただろう」と同氏は述べた。「そして、あの時のように車が燃やされることもなかったはずだ」 ─ 同氏の政府在任中にテスラ販売店で起きた破壊行為に言及した発言である。
マスク氏はDOGEについて、「少しだけ成功した」「ある程度成功した」と控えめに評価した。同氏は6月、トランプ米大統領と決別し、政権の税制法案について「全くもって狂気で破壊的」と批判した。
上場観測の確認とDOGEへの後悔が同時に示されたことで、マスク氏が波乱の政界からビジネス帝国へと再び軸足を移しつつある姿勢が明らかになった。
(本件は続報予定)