ナスダックは、ブロックチェーンを活用した上場株式のトークン版を、暗号資産取引所クラーケンを通じて提供する。
この提携により、クラーケンが新たなグローバル配信レイヤーとして加わり、伝統的な金融取引所のインフラと暗号資産の市場を橋渡しすることになる。
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重要性:
- トークン化株式が既存の預託信託決済機構(DTCC)インフラを通じて決済されれば、国際的な個人投資家のためのクロスボーダー決済時間とコストが削減される。
- ブロックチェーンで議決権行使や配当分配を自動化することで、手作業の仲介を不要とし、企業行動に伴う誤謬や遅延を減らせる。
- ナスダックが支援するトークン化モデルが前例となり、他の取引所への同様の取り組み加速を促す可能性。
詳細:
- 今回の取り組みは欧州および国際投資家を対象とし、2027年初頭の開始を予定している。
- クラーケンは、エヌビディアやテスラなどの高出来高株も含め、1対1で裏付けられるトークン化株式を欧州と世界中の顧客に提供する。
- トークン化株式と従来株式の双方が同じCUSIP識別子を持ち、ナスダックの既存取引所内で相互に代替可能。
- この枠組みは、ナスダック上場銘柄に限らず、同意したすべての発行体が対象となる。
- トークン化株式の保有者は、従来株式の保有者と同様のガバナンス権を持つ。
全体像:
- クラーケンは伝統的金融(TradFi)への進出を積極的に拡大している。
- 同取引所は過去1年間で6件の買収を進め、その一環でNinjaTraderとトークン化株式プロバイダーのBackedを取得した。
- 米証券取引委員会(SEC)はまだ最終承認を出しておらず、今回の提案には2027年の開始までに規制当局の承認が必要。