新たなCoinGeckoレポートによれば、大手中央集権型取引所に新規上場したアルトコインのおよそ90%が、12か月以内に上場価格を下回る。
この結果は、業界最大手の取引所で新規トークン上場を追い求める個人投資家にとって厳しい現実を示している。
新規上場アルトコインの大半が早期に価値を失う
レポートによれば、上位12の中央集権型取引所(CEX)で新規上場したアルトコインのうち、初動で価格が上昇したのは約32%にとどまる。つまり、3分の2近いトークンが取引開始直後から下落を始めることになる。
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取引所ごとのデータでは、上場直後のパフォーマンスに大きな違いが見られる。Upbitは上場後30日以内に67%が上昇した点で突出するが、CoinGeckoは同韓国取引所の上場比率が最も低い水準であると指摘している。バイナンスが50%で続き、KrakenとGateは14%にとどまる。
しかし、その初期上昇もすぐに消失する。30日から59日経過時点で、値上がりを維持したトークンは平均して25%となる。
「より長い期間では、この割合はすべての取引所でやや直線的に下落する。ただしCoinbaseだけは例外で、同取引所の上場コインは半年経過後に再び上昇の兆しを見せる」とレポートは指摘する。
Upbitの上昇銘柄も最終的には値下がりへ
Upbitの動向は最も顕著である。初動30日で最強のパフォーマンスを見せたものの、全ての新規上場アルトコインが300〜329日後には上場価格を下回った。
この67%から0%への急落は、初期上昇が需要よりもブームや供給制限によるものであったことを示している。12か月後に上場価格を維持するトークンは、ほとんどの上位取引所で10%未満しか存在しない。
結局、データが示すのは一貫したパターンである。新規上場時のブームによる急騰は持続的な価値につながることがほとんどない。短期的な上昇を見せる銘柄もあるが、大多数は取引初期の勢いを保てず下落していく。
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