Ondo Global Marketsは、ローンチからわずか1か月で3億ドル超の株式とETFをトークン化し、ブロックチェーン上に搭載した。
9月の暗号資産市場は全般的に低迷したが、ONDOは強い蓄積シグナルを示し、過去最高値回復への期待を押し上げている。
SponsoredOndo Global Marketsの最初のマイルストーン
Ondo(ONDO)は、OUSGやUSDYといった債券トークンで知られる主要プレイヤー。ファンド規模は約14億ドルに達し、RWAセグメントでSecuritizeに次ぐ2位につけている。
BeInCryptoが報じたように、同社は新たにOndo Global Marketsを立ち上げた。稼働から1か月足らずで、トークン化された株式とETFの規模は3億ドル超に到達。ティッカー例では、SPYon、IVVon、QQQon、TLTonがそれぞれ1,000万ドルを突破している。
Ondoは103銘柄を扱い、この分野の首位を維持。2位のSecuritizeは約2.5億ドルだが、ティッカーは1種類のみである。
数週間で3億ドルという節目を達成したのは際立つ。他のRWA事業者は依然としてクレジットや国債中心で、株式分野への本格展開は少ない。
市場ナラティブとして、9月は「弱気」と評されるが、ONDOは機関流入と株式トークン化の拡大により、ファンダメンタルでは最も強気な月を迎えたと評価できる。
SponsoredONDOテクニカル分析
チャートでは、大規模なカップベース形成により、蓄積フェーズ終了の可能性を指摘する声がある。パターン完成なら、最大70%の上昇余地が見込まれる。
また、クジラ勢が数か月にわたりONDOを買い集め、0.84ドルを積極的に防衛しているとの分析もある。これは新たな需要流入前の「最終的な振り落とし」と解釈されるケースが多い。
「この$ONDOの下落は長続きしない」 – トレーダーDami
注目レベルは0.84〜0.86ドルが蓄積ゾーン、0.95〜1.00ドルが短期的な上値ゲート。突破時のターゲットは1.10〜1.17ドルの心理・テクニカル水準とされる。
一方、0.84ドル割れで日足クローズすれば蓄積構造は崩れ、0.71〜0.67ドルの下値レンジが視野に入る。