Pantera Capital は12日、発行したBlockchain Letterでこれまでデジタル資産財務会社（DAT）に3億米ドルを投資してきたことを初めて明らかにした。
パンテラ：DATは現物保有を超える利回りを提供
PanteraのDATポートフォリオには、BitMine Immersion、Twenty One Capital、DeFi Development Corp、SharpLink Gaming、Satsuma Technology、Verb Technology Company、CEA Industries、Mill City Ventures IIIへの投資が含まれている。
これらの企業は、ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、BNB、TON、ハイパーリキッド、Sui、Ethenaなどの主要な暗号資産を保有し、米国、英国、イスラエルで事業を展開している。
Panteraは、DATへの投資が暗号資産を直接保有するよりも優れたリスク調整後のリターンをもたらすと主張している。
「DATは、純資産価値を1株当たりで複利的に増加させる利回りを生み出し、単に現物を保有するよりも時間とともに価値を高めるトークンエクスポージャーをもたらす」とPanteraは述べた。
BitMine Immersionは、Panteraの最初のDAT投資であり、旗艦例である。Fundstratのトム・リーが議長を務め、イーサリアムの総供給量の5%をコントロールすることを目指している。
トレジャリーストラテジーを採用して以来、BitMineは最大のETHトレジャリーホルダーとなり、8月10日時点で115万ETHを保有し、評価額は49億ドル。BitMineは米国で25番目に流動性の高い株式であり、1日平均22億ドルの取引量を誇る。
PanteraはDATの評価を伝統的な銀行と比較し、投資家が企業の純資産価値を持続的に成長させる能力を信頼する場合、プレミアム評価が正当化されると主張している。
「最高品質の銀行はNAV（または簿価）に対してプレミアムで取引されており、JPモルガンは2倍以上である」とPanteraは説明した。「同様に、投資家はDATが1株当たりのNAVを持続的に成長させると信じる場合、NAVに対してプレミアムで評価することを選ぶかもしれない。」
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