パイネットワーク(PI)は21日現在、約0.20ドルで取引されており、3月13日に一時的に0.2700ドル近くの高値を付けた後、35.74%の急落からの回復を試みている。
しかし、モメンタム系指標は、この反発が持続するか不透明であることを示唆する。2つのテクニカルシグナルが、1日あたり約4.43%の小幅な反発にもかかわらず、売り圧力が継続する可能性を示している。
パイコインに売り圧力
スクイーズモメンタムインジケーターの現在値は-0.0241となっており、チャート上で確認できる2025年9月から2026年3月までの価格推移の中で最もネガティブな数値となっている。
ヒストグラムのバーは濃い赤に変わり、さらに下方へ拡大し続けている。これはパイコインの弱気モメンタムが鈍化せずむしろ加速していることを示す。スクイーズバンドのゼロライン上部の黒点は、下方向へのスクイーズが発生したことを示している。
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強気転換のためには、赤色のバーが短縮し緑色に転じる必要があるが、今のところその兆候はない。SQZMOMが再びゼロを上回るまでは、価格反発も売りモメンタムに吸収されるリスクが残る。
買い圧力が減少
スクイーズモメンタムでは下落傾向が強調されているが、マネーフローインデックス(MFI)にはより複雑な動きが見られる。MFIは3月11日から12日にかけて84を超える高水準に達し、極端な買われ過ぎとなった直後にパイコイン価格の下落が始まった。
現在のMFIは42.34で、20の売られ過ぎ水準と80の買われ過ぎ水準の中間に位置しており、中立ゾーンにある。84から42.34への約10日間での急落は、35%の価格下落とともに買い圧力が急速に減少したことを反映している。
MFIが中立ゾーンにあるということは、強い買いシグナルを示していない状態である。さらに20に近づく下落があれば本格的な売られ過ぎとなり、新規の買い手を呼び込む可能性も出てくる。ただし、買われ過ぎから中立まで急速に減速したことは、資金流出の継続を示唆する。
パイ価格、上昇には長い道のり
日足チャートでは、PIは3月13日の高値から-0.0971、35.74%下落後に約0.1992ドルで取引されている。フィボナッチリトレースメントは、2月のスイング安値0.1600ドルから3月13日高値0.2700ドルに引かれている。
PIは現在、0.786フィボナッチ水準である0.1907ドルのやや上にある。ここが重要なサポートゾーンである。日足でこの0.1907ドルを下回れば、次は0.618水準の0.1779ドルがターゲットとなる。
その下では0.382水準が0.1600ドル付近のスイング安値と重なっており、現状構造内での下値目標の最大値だ。
上昇方向には、1.0水準の0.2070ドルをしっかり上抜けることで反落終了のサインとなる。1.236水準の0.2250ドルと、1.786水準の0.2668ドルが強気派が取り戻さなければならない重要なレジスタンスだ。
PIのクラーケン上場は2026年3月13日の高値と重なり、その直後のプロトコル20アップグレードも全体相場を圧迫するマクロ要因下では限定的な上昇効果にとどまっている。
新規流動化したトークン保有者からの売りが続けば、0.1907ドルの水準が維持できない可能性もある。反発が確定し、0.2070ドルを明確に上回りMFIも改善すれば、PIの回復が本物であると示せる。